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[ 本格/新本格 ]
さかさ髑髏は三度唄う
一尺屋遥シリーズ
司凍季 出版月: 1993年10月 平均: 3.00点 書評数: 2件

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講談社
1993年10月

講談社
1999年05月

No.2 4点 nukkam 2015/07/12 21:46
(ネタバレなしです)  1993年発表の一尺屋遥シリーズ第3作の本格派推理小説です。タイトルはデビュー作の「からくり人形は五度笑う」(1991年)を連想させますが内容的には全く関係なく、どちらを先に読んでも影響ありません。複雑な人間関係を描いているのですが人物描写があまり上手くないのでそれが十分に読者に伝わらず損をしています。トリックもこれまでのシリーズ2作品と比べると小さくまとまった感があります。また語り手役と一尺屋の友情も、これで本当に友人なのかと疑問を抱く場面がしばしばでした。最後は強引にまとめていますけど。

No.1 2点 Tetchy 2008/04/01 22:52
唄う髑髏、白秋の詩に秘められた暗号といったガジェット。衆人環視の中での毒殺事件という不可能犯罪。
今回も島田荘司氏ばりの幻想味を加えた舞台設定なのだが、全然物足りません。

この司凍季氏ならでは!というケレン味がないんだよね。
物語としてのコクも欲しい。


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司凍季
1998年12月
学園街の<幽霊>殺人事件
平均:5.00 / 書評数:1
1998年05月
屍蝶の沼
平均:5.50 / 書評数:2
1996年08月
悪魔の水槽密室 「金子みすヾ」殺人事件
平均:4.50 / 書評数:2
1995年01月
湯布院の奇妙な下宿屋
平均:2.00 / 書評数:2
1993年10月
さかさ髑髏は三度唄う
平均:3.00 / 書評数:2
1993年08月
毒のある果実
1993年01月
首なし人魚伝説殺人事件
平均:3.00 / 書評数:1
1992年04月
蛇遣い座の殺人
平均:3.00 / 書評数:2
1991年09月
からくり人形は五度笑う
平均:4.33 / 書評数:3