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[ SF/ファンタジー ]
人外境通信
とらんぷ譚3
中井英夫 出版月: 2010年04月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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講談社
2010年04月

No.1 5点 みりん 2024/08/20 01:20
『幻想博物館』『悪夢の骨牌』に続くとらんぷ譚3 ♥️
む、ややパワーダウンか。前2作にあった妖美な幻想文学というよりはショートショート微SFというような感じのお話が多い。『鏡に棲む男』や『扉の彼方には』にピーマンを憎み続けし男や内開きの扉を出ることに過度に罪悪感を感じる男などが登場するが、狂人の異常心理・異常行動に狂人なりの論理と納得感があり、読んでいて楽しい。著者の生い立ちが1番反映されていそうなのは『美味迫真』。ロマンスとしては『藍いろの夜』が捻り付きのオチで面白いが、短編集として見ると少し浮いてる印象。というか全体的にこの『人外境通信』はとらんぷ譚にする必要あったのかな?と少し疑問。

どこかで役立つ豆知識(確証なし):中井英夫は絶対ピーマンが大嫌い


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中井英夫
2010年06月
真珠母の匣
平均:7.00 / 書評数:1
2010年04月
人外境通信
平均:5.00 / 書評数:1
2009年12月
幻想博物館
平均:8.00 / 書評数:1
1996年05月
とらんぷ譚
平均:8.00 / 書評数:1
1975年05月
黒鳥譚・青髯公の城
平均:6.00 / 書評数:1
1975年01月
薔薇幻視
平均:7.00 / 書評数:1
1973年01月
悪夢の骨牌
平均:6.67 / 書評数:3
1905年05月
虚無への供物
平均:7.32 / 書評数:41
不明
幻戯
平均:8.00 / 書評数:1
虚無への供物(アドニス版)
平均:6.00 / 書評数:1