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[ 本格 ]
炎の爪痕
ジミー・ペレスシリーズ
アン・クリーヴス 出版月: 2022年12月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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東京創元社
2022年12月

No.1 6点 nukkam 2023/03/04 10:17
(ネタバレなしです) 「青雷の光る秋」(2010年)でシリーズ終了と思われたジミー・ペレスシリーズ、2018年発表のシリーズ第8作の本書が真のシリーズ最終作です(冒頭で作者が宣言しています)。第13章ではペレスのプライヴェート関連で衝撃の展開があるとはいえ、被害者が築き上げた(或いは壊した)人間関係を丹念に整理していく、このシリーズらしい地味なプロットの本格派推理小説です。第40章では嵐の前の静けさのようにのどかなピクニック場面が挿入されますが、そこから結末に向けてドラマティックな物語となります。推理に関してはペレスよりもウィローの方が印象に残りました。シリーズ終焉としては気がかりな点がないわけではありませんが、まずまずの締めくくりでしょう。


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アン・クリーヴス
2023年03月
哀惜
平均:5.00 / 書評数:2
2022年12月
炎の爪痕
平均:6.00 / 書評数:1
2020年11月
地の告発
平均:6.00 / 書評数:1
2018年05月
空の幻像
平均:6.00 / 書評数:1
2015年07月
水の葬送
平均:5.00 / 書評数:1
2013年03月
青雷の光る秋
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2011年07月
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平均:5.50 / 書評数:2
2009年07月
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平均:5.67 / 書評数:3
2007年07月
大鴉の啼く冬
平均:6.80 / 書評数:5