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[ ハードボイルド ]
ノーラとの一夜
私立探偵マイケル・シェーン
ブレット・ハリデイ 出版月: 1962年01月 平均: 5.00点 書評数: 1件

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早川書房
1962年01月

No.1 5点 2020/06/13 23:01
今まで読んだマイケル・シェーンのシリーズ中でも、開幕部分に最も意外性のある作品です。タイトル通りのことが起こり、さらに殺人事件へとつながっていくところは、かなり期待させられます。さらにルーシイ・ハミルトンが逮捕されてしまったり(ジェントリイ捜査課長が困惑して、疲れたような声で彼女の留置を命じるのが笑えます)、シェーン自身は撃ち殺されそうになったりと、なかなか楽しませてくれる展開です。
しかし最終的な真相には、ちょっと無理があります。根本的な発想そのものはいいと思うのですが、そのために偶然を多用しすぎているのです。シェーンの名を騙った人物の正体については、肩すかしですし。ハリデイは結末の意外性よりも論理的整合性を重視した作家だと思っていたのですが、本作は魅力的な謎の提出の方に重点が傾きすぎて、解決が今一つすっきりしなくなってしまいました。


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ブレット・ハリデイ
2015年06月
The Private Practice of Michael Shayne
平均:5.00 / 書評数:1
1964年01月
コニャックの味
平均:6.00 / 書評数:1
1963年01月
殺人の仮面
平均:6.00 / 書評数:2
1962年01月
ノーラとの一夜
平均:5.00 / 書評数:1
血の味
平均:6.00 / 書評数:1
1961年05月
マイケル・シェーン登場
平均:6.00 / 書評数:1
1961年01月
ビスケーン湾の殺人
平均:7.00 / 書評数:1
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平均:7.00 / 書評数:1
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平均:7.00 / 書評数:1
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平均:6.50 / 書評数:2
ドリンダが踊るとき
平均:6.00 / 書評数:1
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平均:6.00 / 書評数:2
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平均:6.00 / 書評数:1
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1957年01月
夜に目覚めて
平均:5.00 / 書評数:1
不明
シェーン贋札を追う
平均:7.00 / 書評数:1
殺人と半処女
平均:6.00 / 書評数:1