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[ 社会派 ]
手紙
東野圭吾 出版月: 2003年03月 平均: 6.61点 書評数: 38件

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毎日新聞社
2003年03月

文藝春秋
2006年10月

No.38 3点 みりん 2023/04/10 01:57
テーマについては井上夢人さんの解説が素晴らしいので文庫版がおすすめです。

No.37 7点 雪の日 2020/05/19 16:26
とても切なく感動しました。

No.36 3点 邪魅 2017/03/25 07:42
うーん、誰かこういう作品は書くべきだろうし考えるべき題材ではあるんだろうな、というのは分かるんですが
如何せん重いというか暗いというか、あまりに救いが無さすぎる、というのは現実的ということなのでしょうか

しかし作中の人物には今一つ感情移入できなかったのがその最たる理由かもしれませんね

No.35 4点 いいちこ 2016/05/10 10:19
加害者の家族に光を当てるテーマの設定は実によいと思う。
一方、人物造形や描かれている現実、とりわけ加害者兄弟の能天気な姿勢や生きざまが、エンターテインメントであることを前提にしても、あまりにもマンガ的で陳腐。
彼らの境遇がもたらす、残酷な現実やそれに立ち向かう絶望的な悲壮感が全く伝わってこない。
作者の主張に対しては、その当否の評論は避けたいが、差別を無原則に肯定し、しかもそれに対する救いを全く用意していないのであれば、作者の主張とは結局何なのかという思いは残る。
以上、重すぎるテーマを消化し切らないまま、振り回されている作品という印象

No.34 5点 パメル 2016/01/15 20:18
悪くは無いけど自分の好みからはずれている
ミステリ要素が少しでもあれば印象は変わっただろうが
ミステリ要素はゼロだし
このような切ないヒューマンドラマを見ているような小説は
他の作家さんに任せてアイデア溢れるミステリを書いて欲しい

No.33 8点 斎藤警部 2015/06/19 11:28
○○はいい奴だなァ、チクショウ!!(涙) 

(以降ネタバレ的)
会話や地の文から「この人は裏切らないんじゃないか」と予想した登場人物が、主人公の兄の事が露見(わか)る度にあっけなく離れて行く。「まさかこいつは」と思った奴もいつか壁を作ってよそよそしくなる。「まさか」感の分だけ主人公と同じショックを味わい、辛い気持ちがよく伝わる。
そこで『最後まで主人公を裏切らないのは誰か』という、一種の「犯人捜し」的趣向の読み方(パット・マガーじゃないけど「友達を捜せ!」みたいな)をしてみたら、これが見事に的中。○○だけは本当に裏表の無い奴なんだな! 信じて良かったよ!! 
もちろん、○○だけでなく▽▽も最後まで主人公を支えるんだけど、▽▽の場合はまたちょっと違う関係だからね。もちろん「あの人」だって最後まで見捨てない。見捨てるわけが無い。「あの人」ってのは主人公の兄の事。 (そうだ、あの社長だって自分の有り様で味方じゃないか!)

さて主人公が読みもせず破り捨てた幾通かの手紙、この読まれなかった手紙が伏線となって、何か最後に大化けするのでは、と予想もしましたが。。

ほとんど終わりの方、いきなりハッピーエンド風な場面に変わり、このまま最後のドンデン返し(?)まではずっとハッピーなままで行くのかと思ったらまたしてもまさかの裏切りの急展開、という本当に予断を許さない物語のあり方こそ、一定の根拠ある差別、或いは単に差別というものの厳しさを暗示しているようにも感じました。

意外な所から登場する最後の「手紙」では泣けなかった。(その意外性にはミステリ的に感動)
私が泣けたのは、終結近く○○が再登場するシーン。この物語には兄弟愛も親子愛も夫婦愛もあるが、主人公と○○の友情こそ最高の救いだと思う。

一番最後のシーン、主人公は実に困った状態に立たされてしまう。だがすぐそばには○○がいる。機転の利く○○は絶対に笑顔で切り抜けてくれる。 そんな眩しい希望を放って、物語は終わりました。

No.32 4点 sophia 2014/04/13 04:51
ただ説教臭いだけの作品。
しかもこの作品を通して著者が言いたかったことは、ちょい役のおじさんの口から全部語られる。
「さまよう刃」といい、社会派作品には向いていないのでは。

No.31 5点 simo10 2013/08/14 11:16
強盗殺人の加害者の家族の人生を描いた物語。
これは重いですね。きれいごとがないところも東野氏らしいです。
重罪を犯した場合、自分の親族の人生にまで被害が及ぶということを世の中全ての人達に理解してほしいものです。
泣けると聞いていたので単純に感動ものなんだろうと思っていたのですが甘かったようです。
しかし、心を打たれる作品でした。
(全くミステリでないので5点です)

No.30 7点 Tetchy 2013/05/31 21:38
ひたすら切ない物語。いったいどうしてこんなことになったのか?犯罪者の周囲を取り巻く人々、とりわけその家族の姿を描いた作品。

家族からの手紙。本来ならば暖かい物なのに、直貴にとっては殺人者の兄剛志からの手紙は明るい未来を絶つ赤紙に他ならない。兄からの手紙が直貴の、人並みの生活をしたいという希望を挫くのだ。この切なさはなんだろう?
しかしまた手紙によって直貴は救われる。ある事件をきっかけに就職した会社で配置転換を命ぜられ、意気消沈していた直貴を奮起させたのもまたある人物からの手紙だった。
そして直貴が自分の手紙が服役中の兄の心を救うことに気付かされる。そして直貴が家族を守るためにある決断を下すのも手紙であり、また兄の真意に気付くのも手紙だ。
手紙と云う小道具で人の心を動かし、淀みなく物語に溶け込ませる。本当に東野はこういうやるせない物語を紡ぐのが上手い。

本書で語りたかった事とは何なのだろうか?私は次のように考える。これはメッセージなのだ、と。家族に突然犯罪者が生まれる。これは誰にも起こり得る事態だ。そんな加害者の家族に訪れる厳しい現実の数々を描くことで対岸の火事と思っている我々に色んな障害を突き付ける。そしてそれらの障害を作り出すのが他でもない我々なのだということを作者は静かに訴えているのだ。
また一時の気の迷いで犯した罪が自分だけでなく、残された家族にどれだけの負債を抱えさせるのかをも克明に教えてくれる。世間は事件を忘れても、その関係者が身の回りに近づけばおのずと思いだし、距離を置こうとする。それは一生付き纏う呪いのようなものだ。本書はそんな警句の物語。

私は本書を読んで感動しなかった。とにかくずっと身がよじれる様な思いをさせられた。「そして幸せに暮らしましたとさ」なんていうエンディングが現実社会ではないことを思い知った。
本書にはカタルシスはない。しかし錘のようにずっしり残る何かはある。決して赦されない罪があるということを知り、それを肝に銘じなければならない。そして私はわが子が中学生になったら本書を読ませようと思う。まだ見ぬ社会の厳しさをまだ純粋な心が残っているうちに教えるために。

No.29 6点 大泉耕作 2012/01/14 21:03
もしこのテーマで誰か別の作家が描いていたら、どうなったのだろう。
 灰谷健次郎先生がお描きになったら、差別の中を強く生きる少年の物語であったろうと思う。しかし、東野圭吾ではそうはいかない。
こうテーマの本やテレビは獄中へ送られる人たちの人数を、少なからず減らしてくれるような気もする。誰だしも、家族を守りたい気持ちは同じだ。だからこういったものを多くの人に伝えられる職にある作家の方たちにどんどん描いてほしい。
 しかし、本書『手紙』に内容が酷似していることを指摘されずにこのテーマに向き合うのはたぶん難しいと思う。このようなテーマの筋のなかではこの作品は現代の古典とも言えます。よく描いてくれました。
 東野圭吾氏の作家としての観察眼、優しさがにじみ出ている。
 しかし、あくまでも個人的な意見ですが、最後のあたりなどもっと工夫できなかったものか・・・。
 とはいえ、捉え方は人それぞれ。涙を流した方もいらっしゃると耳にしましたから、本当はとても良い作品なのだろう思う。自分にはわからなかったのが悔しいですが。

No.28 6点 mozart 2011/06/25 09:24
確かにミステリーではないと思いますが、感動させられた、ということでこの点数にしました。絶望的なシチュエーションの中で、由美子はともかくとして、平野社長や寺尾など、主人公をささえる人物のキャラクターがとても良いと思いました(ややクサいかも)。

No.27 8点 つよ 2011/05/01 22:13
感動もの。

No.26 7点 kenvsraou7 2011/03/06 23:26
殺人事件を起こした犯人とその家族の物語が非常にせつなく
鎖のように切れない兄弟の絆が痛々しくもある。
全編通じてこの社会に追いやられる犯人の弟の悲劇が
描かれ非情な決断をすることの意味を問われる。
しかし、人間は心の中をシュレッダーのように寸断することは
できない生き物。
ラストはごく小さな安ど感につつまれる。
東野作品中でも傑作のひとつ。

No.25 5点 HORNET 2011/01/16 07:54
 とてもよい作品で,東野作品の中でも好きなほうに入りますが,ミステリの書評ということで5点です。(というかミステリではありませんので)
 テレビドラマなどにある安っぽい感動もの,「家族とはこうあるべきだ」としたり顔できれいごとをアピールするものとは違い,当事者だけにしか分からない複雑な葛藤や本音,選んだ道が描かれていて,深く考えさせられます。
 はじめに書いたように,とてもよい作品です。

No.24 6点 ムラ 2010/12/16 04:19
人が人を殺すと言うのはどういう事なのか考えされられる作品ですね。
弟の取った行動が正解か負正解なのかもわからないのがこの作品の怖さでしょうか。

No.23 8点 Q-1 2010/10/17 03:08
齢27歳男・・・小説で初めて泣いちゃいました。
最後の手紙はまだ純粋だった頃に恋人にフラれた時のような喪失感を覚えました。
とても深いいい話なのですが、余りにも胸が痛かったので8点です。

No.22 7点 ミステリー三昧 2010/01/04 00:33
<文春文庫>罪の重さを手紙で綴ったヒューマンドラマです。
生きる上で「強盗殺人犯の弟」というレッテルはあまりにも重荷。もし、自分が「直貴」だったら、こんな懸命に生きてはいないだろう。
結局、直貴は多くの幸せを失ったと思う。「差別は当然のことだ」という社長の言葉は的を射ているが、残酷です。私的には由実子と結婚してハッピーエンドという形で終わりにしてほしかった。・・・が現実は厳しいですね。一生付き纏うのかと思うと気が重くなる。
ラストに正解はないだろう。「現実逃避する」にしても「素直に受け入れる」にしても失うものが大きい。自分の幸せを願うなら、前者が正解か。。。でも、この運命は悲しいなぁ。
ミステリではないけど、どんどん読める。私的には『秘密』や『時生』より断然面白い。物語の「重量感」と「リアリティ」の面で優れている。これは現実世界を生きる上で一つの教訓になる。

No.21 7点 touko 2009/08/07 01:10
このサイトで取り上げている人数が多かったし点数もよかったので、てっきりミステリだと思って読んでしまいました。この設定だと、追い詰められた犯人の弟も犯罪者になるのだろうか……うわあ、やりきれない話だなあ……などとずっとハラハラしてたのですが、杞憂に終わってよかった……のかな!?
内容は普通によかったので、いずれにしても、読んで損はなかったのですが。

No.20 7点 isurrender 2009/07/22 01:42
考えさせられた作品
映画化された作品ということで軽い感じを予想していたので、最初はちょっとそのギャップで驚いた
ちょっと自分の物事の見方が変わった作品でした

No.19 8点 ある 2009/05/16 17:50
きれいごとだけでは済まされない現実の重たいテーマを丁寧に書いていて,自分なら…と考えさせられました。

蛇足ですが,「イマジン」が作中に与える影響が大きいと思っているので,映画はイマイチでした。


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