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ミステリの祭典

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akkta2007さんの登録情報
平均点:7.44点 書評数:133件

プロフィール| 書評

No.13 8点 魔球
東野圭吾
(2007/07/21 20:56登録)
高校野球の選手達が次々と殺される奇妙な連続殺人事件のストーリである。
春の選抜高校野球大会から物語りがはじまり、その大会で活躍した選手が愛犬と共に殺される。
野球部の部員達は疑心暗鬼に駆られ、戸惑いを隠せないうちにまた次の事件が起こる・・・
読み始めるとやめられな一冊である。
事件は少しずつ解決に向かうが、その結末とは・・・・想定外のことがまた起こる・・・
一度は読んで頂きたい作品である!


No.12 9点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2007/07/21 20:55登録)
数々の東野作品を読んできたが、久しぶりに非常に面白い作品に出会ったような気がする。
と、言うか全く予想もしていなかった、最後の結末に本当に驚かされた。
だいたい、小説を読み進めていくと、犯人の目測が付き最終、最後の結末が見えてくるものだが・・・
この作品はまったく最後が想像できなかった。
この想像も付かない結末があるのが、東野作品の面白いところではあるのだが・・・
今回はスカッとだまされた感じである。
それともうひとつ面白いことがあるのだが・・・何とこの作品・・・これほど面白いのに、
ほとんど売れなかったそうなのである。
どうも、年末に発売された関係のようだが・・・・

ますます東野作品に夢中になりそうである。


No.11 7点 むかし僕が死んだ家
東野圭吾
(2007/07/21 20:51登録)
この作品、何と登場人物が2人だけである・・・
2人だけの世界のミステリーであるが、まったく目が離せない、
どんどん先が読みたくなるような作品である。

7年目に別れた元恋人から、過去の記憶を呼び戻すため「幻の家」を訪れてほしいと
頼まれる。その家は、めったに人が来ることがないような異国調の小さな家であるが、
その家の中で、彼女の記憶が徐々によみがえってくる・・・
そんなストーリーである。
一度しか訪れないその家でこの本の内容がすべてまとめられていることも、
すごいことだと関心した。いわゆる、一幕劇である。

ぜひぜひ読んでみてほしい作品には間違いない!


No.10 6点 回廊亭の殺人
東野圭吾
(2007/07/21 20:44登録)
じっくりと落ち着いて読めなかったせいもあるのか・・・・
正直、難しいストーリと初めて感じた。
数々の東野作品を読んできたが、どれもこれも夢中になり先が気になりながら読むのだが、
この作品に限っては、どうだったかな?と前に戻り、
場面、場所、人物を確認することがが何度かあったように思う。
しかし面白いことには変わりなかった!
東野作品では珍しい女性が主人公だからかな?とも思ったりもした。
まだ読んでない東野作品をぜひ読んでみようと思う!


No.9 7点 ある閉ざされた雪の山荘で
東野圭吾
(2007/07/21 20:41登録)
早春の高原ペンションに集まった、男女7人。
豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇として舞台稽古が始まるのだが・・・・
現実に仲間が一人、また一人と消えていく。
彼らの間に疑惑が生まれ、仲間同士の輪も次第に薄れていく・・・

以前読んだ「仮面山荘殺人事件」にストーリーは似ているが内容はまったく別ものである。
読み始めるにつれ、夢中になることはまちがいない。
まだ読んでない方はぜひ読んで見て欲しい!


No.8 8点 同級生
東野圭吾
(2007/07/21 20:40登録)
久しぶりの東野作品であったが、とても面白かった。
「放課後」以来の学園ミステリで何となく懐かしい気もしたが・・・

高校3年生の女子生徒が交通事故死に会う。
彼女は主人公である西原の子を身ごもっていた。
それを知った西原は自分が父親だと周囲に告白し、疑問が残る事故の真相を探る。
事故当時、現場にいた女教師が容疑者として浮上するが、彼女はまた絞殺されてしまう。
新たな事件の展開に、読んでいてついつい夢中になる作品である。

著者曰く、ターニングポイントとなった作品との事で、ぜひ読んでいただきたい作品である。


No.7 8点 さまよう刃
東野圭吾
(2007/07/21 20:35登録)
主人公が娘の敵討ちをしようとする作品である。
しかしこの作品を読んでいると主人公を助けてやりたい気持ちになるのはなぜだろう。
敵討ちは犯罪であるが・・・・
夢中で読める作品には違いない。


No.6 7点 手紙
東野圭吾
(2007/07/21 20:19登録)
家族の中から犯罪者が出てしまう作品である。
数々の東野作品集を読んできたが、なぜだろう・・・
印象が薄いような気がしてならない。
しかし、独りぼっちになった弟に兄から送られてくる手紙・・・・・夢中になって読んでしまった。


No.5 9点 幻夜
東野圭吾
(2007/07/21 20:08登録)
白夜行を読んだ後でこの作品を読んだが・・・
自分的にはこの幻夜の方が夢中になり読めた作品である。
長編作品でありながらそれを感じさせない所は、さすが東野氏である。
白夜行、幻夜、両方あわせて読んで頂きたい。


No.4 9点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2007/07/21 20:00登録)
直木賞を受賞された作品であり、とても満足できた。
主人公の熱い思いが作品の中で多々感じられた。
最後のどんでん返し(途中でそうではないだろうかと感じてはいたが・・・)にも驚かされた。
自分の中では東野作品の中で、上位に位置する作品である。


No.3 8点 探偵ガリレオ
東野圭吾
(2007/07/20 23:38登録)
東野圭吾の「探偵ガリレオ」を読みきった。
以前からぜひ読んでみたい作品のひとつではあったがなかなか読むことができずに
順番待ちの状態であった。

警視庁捜査一課の草薙と帝都大学理工学部の助教授、湯川の名コンビが、
数々の難事件を解決していくミステリーシリーズの第1弾の作品である。

すでにシリーズ2作目の「予知夢」を読んでいたこともあるのか・・・
先が読めそうな場面もありはしたが、それでも草薙と湯川の間には、
絶妙なコンビネーションが存在し、読者をひきつける面白さには納得した。

もうひとつ面白いことを発見したが・・・なんとこの助教授「湯川」・・・
俳優の佐野史郎をモデルに描いた作品であるという。
意外な感じであった。自分自身もうすこし違う人物を想像しながら読んでいたのだが・・・
東野氏が持っている、理系の知識をフルに活用した作品ではないだろうか。
文系が得意な人にはいまいちかもしれないが・・・
理系、文系どちらが得意であろうが、ストーリを楽しむことは十分に出来る作品であると思う。
理系を中心とした、題材とした長編をぜひ読んでみたいと思った。
どちらにしろ、とても面白い作品に間違いはない。ぜひ読んでいただきたい作品である!これからの東野作品にもますます期待したい!


No.2 8点 ゲームの名は誘拐
東野圭吾
(2007/07/20 12:56登録)
タイトルのとおりゲーム的な雰囲気の中で話しが進んでいくのには驚かされた。
東野作品の中でも最初の方に読んだ1冊であり、これから数々の作品を読んでみたいと思わせる、読者を引きつける力があると感じた。


No.1 9点 天空の蜂
東野圭吾
(2007/07/19 19:50登録)
原子力発電所を題材とした作品である。
自分の近くにも原発があり、ついつい夢中になり読めた作品だ。
この作品が出来るまでの苦労がすごく伝わってくる感じがする。
また作品中出てくる大型ヘリコプタービックBも実際には存在しないへりであり、作者の創作のすごさを知らされる。
読み始めると知らず知らずうちに夢中になってしまうのは東野作品のすごさであり、十分満足できる作品であった。

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