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ミステリの祭典

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ろんさんの登録情報
平均点:6.62点 書評数:45件

プロフィール| 書評

No.5 5点 占星術殺人事件
島田荘司
(2003/05/23 10:32登録)
トリック、動機など、納得がいき、驚かされたのは事実ですが(金田一を知らないので)、やはり前半部の手記や、無駄な御手洗と吉岡の無駄なやり取りなんかは好きじゃありません。人物像を表すには必要な事だとはわかっているんですけどね・・・。
また、40年前の事件という事で、緊張感が薄れ、トリックに驚かされただけという感じもあります。


No.4 3点 名探偵の掟
東野圭吾
(2003/05/23 10:20登録)
最初は楽しめたのですが、途中から飽きました。こういうパロディーちっくな作品って、短編が向いていると思いますが、それが何作も連なると、飽きるって事なんですかね。


No.3 6点 放課後
東野圭吾
(2003/05/23 10:19登録)
結構評価が厳しいみたいですが、個人的には読みやすく、犯罪の動機も理解に苦しみものではなかったと思います。些細な事で感情が左右されてしまう年代だからこその犯罪だったと思います。
ただ、動機も含めて、作品中でいくつかのタブーに触れているような感じは否めず、だからこそ、インパクトがあったような感じもします。


No.2 3点 神の火
高村薫
(2003/05/23 10:14登録)
やっぱり専門用語連発というのは物語を把握するのに難しいところがありますね。高村氏の取材力には圧巻されますが、日頃より接点のすくない原発の描写があれほど細かくても、理解に苦しむだけだと感じます。
高村氏特有の男の友情(愛情?)はここでも炸裂してますが、今回のは相当に理解に苦しみました。
物語全体を通しても、結末も、理解に苦しむ感じでした。


No.1 9点 地を這う虫
高村薫
(2003/05/23 10:10登録)
とっても味のある話で、読了後は唸る作品ばかりです。個人的には「父が来た道」が良かったです。しかし、「地を這う虫」の小学校の時のあだ名が"台帳"ってのは無理がありますが、逆に笑えるので良しですかね。

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