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ミステリの祭典

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ぴぃちさんの登録情報
平均点:6.91点 書評数:23件

プロフィール| 書評

No.3 6点 死者と言葉を交わすなかれ
森川智喜
(2024/01/18 19:39登録)
興信所を経営する彗山小竹と不狼煙さくらは、調査の対象者が急死するという事態に遭遇する。彼女たちが仕掛けていた盗聴器には、対象者が三十年前に死んだ妹らしい人物と会話を交わす模様が録音されていたのである。あり得ない事態に驚いた二人は、真相を探り始める。
怪談風の装いをまとった虚構の世界を描く小説ならではの技巧に驚かされる。結末を予測するのは難しいだろう。


No.2 7点 隠れ家の女
ダン・フェスパーマン
(2024/01/16 14:01登録)
一九七九年、冷戦下のベルリンにおけるCIA女性職員を主人公にした物語と二〇一四年のアメリカで起きた殺人事件をめぐる物語が交互に語られていくという構成である。
ベルリンやパリにおける、さまざまな工作、接触、逃走といった場面の迫力も十分だし、細部もよく描かれており、現代アメリカの探偵行の章にしても、謎が謎を呼ぶうえに意外なひねりがあるなど、一気に読ませる面白さがある。


No.1 7点 ゴリラ裁判の日
須藤古都離
(2024/01/16 13:48登録)
原告ゴリラで被告が人というとんでもないシチュエーション。
モチーフとなったハランベ事件というものが実際にあったことにも驚いた。でも内容はリアリティにとんだ、一気読み必至の人権問題リーガルミステリ。
読後感も最高で、ゴリラのローズに勇気と元気を与えてもらえること間違いなし。

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