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ミステリの祭典

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タピオカさんの登録情報
平均点:8.91点 書評数:11件

プロフィール| 書評

No.11 10点 シャーロック・ホームズの冒険
アーサー・コナン・ドイル
(2023/09/14 19:45登録)
「ボヘミアの醜聞」、「赤毛組合」など今のミステリやサスペンスの基礎となったんだろうなぁ、と思われるトリックやストーリー展開だった。ミステリー好きは一読の価値あり。あと文章が比較的読みやすい(重要)


No.10 3点 クリスマス・プレゼント
ジェフリー・ディーヴァー
(2023/09/05 18:11登録)
このサイトで点数が高いので期待して読んでみた。……何というか、作者のどんでん返しは『ハリウッド的』というか、こういう捻りかたをするのはよく映画でちらほら見かけますよね。まぁ、作者もアメリカ人なので仕方のないのかもしれませんが。その分、日本の推理小説って、手が込んでて素晴らしいと改めて痛感した。


No.9 9点 家日和
奥田英朗
(2023/09/01 20:12登録)
この作家が描く人物造形が面白い。家庭を持つ中年の大人たちが、ひょんなことから新しい趣味を見つけ没頭する姿が、どこか親近感を感じて面白い。皆、今まで溜まっていたフラストレーションを発散するかのように新しい趣味にのめり込む。


No.8 10点 宵待草夜情
連城三紀彦
(2023/08/24 10:15登録)
個人的には「戻り川心中」より好き。特に「未完の盛装」はお気に入り。これほど情緒に溢れて、手の込んだミステリの短編小説を読んだことがなかった。この本を知ったきっかけになったこのサイトには感謝しかない。


No.7 8点 チルドレン
伊坂幸太郎
(2023/08/23 12:47登録)
ミステリとしては要素が薄いかもしれないが、するすると読みやすく、ユーモア溢れる文章がいい。キャラクターもみんな個性的でいい。


No.6 9点 空中ブランコ
奥田英朗
(2023/08/23 12:35登録)
患者たちのキャラクター造形が面白い。みんな、誰しもが経験するような、共感できるような悩みごとで病を患っている。それを伊良部が薬などに頼らず患者たちを直していく様が面白い。


No.5 9点 イン・ザ・プール
奥田英朗
(2023/08/23 10:57登録)
このシリーズ好きだなぁ。病を抱えて病院にやって来る登場人物がみんな特徴的で面白い。我が強がったり、コンプレックスを抱えてたり、単純に疲れてたり。そりゃあ、心も病みますよ。


No.4 10点 悪意
東野圭吾
(2023/08/06 21:17登録)
東野圭吾の作品の中で一番好き。もっと長編小説を読もうと思った。


No.3 10点 心理試験
江戸川乱歩
(2019/08/23 05:45登録)
刑事コロンボを思い出す展開。

心理表を利用した推理も見事でした。

個人的には短編小説で可能なことは限りなくやった印象


No.2 10点 第三の時効
横山秀夫
(2019/08/19 23:32登録)
表題作のみの評価。

短いながらも伏線をちりばめさせ、終盤回収し、怒濤の展開を繰り広げる手腕は見事。ストーリーだけでなく楠見や森等といったキャラクターの作り方も絶妙。


No.1 10点 戻り川心中
連城三紀彦
(2019/08/15 05:07登録)
表題作のみ採点。

二転三転するプロットの他、思いもよらない動機が秀逸。

でも見方によると、歌のために女性たちを殺したクズ歌人とも見れる。てもそこは藝術家でしか理解できない境地というものがあるのだろう。

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