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ミステリの祭典

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ボナンザさんの登録情報
平均点:5.22点 書評数:1623件

プロフィール| 書評

No.1083 5点 魔の淵
三橋一夫
(2021/01/10 18:56登録)
ミステリ珍本集で読了。三作とも中々読み物としては面白いが、ミステリとしてはひねらなすぎだろうか。


No.1082 5点 黒い睡蓮
ミシェル・ビュッシ
(2021/01/09 15:59登録)
彼女の件については途中で薄々気づいたが、ラストにあ、そっちもかとなったのが意外といえば意外。


No.1081 5点 覆面作家の愛の歌
北村薫
(2021/01/07 21:01登録)
円紫シリーズもそうだが、日常の謎と見せかけて結構血生臭い方向になったのはネタ切れだろうか。
電話のトリックは乱歩を彷彿とさせるがそれより手が込んでいて良かった。


No.1080 5点 イヴリン嬢は七回殺される
スチュアート・タートン
(2021/01/04 21:38登録)
人格転移+タイムリープ+本格ミステリ、ではあるがやはり前二者にリソースが大きく割かれている感は否めない。
タイトルと読了感はちょっと乖離しているかも。


No.1079 6点 御手洗潔のダンス
島田荘司
(2020/12/31 22:02登録)
この辺まではまだバカミスっぽい作風で、アイディアも枯れていないと思う。


No.1078 5点 怪盗ニック全仕事(4)
エドワード・D・ホック
(2020/12/30 00:56登録)
サンドラ初登場の回も含めてキャラクターたちの人間関係にも変化が見える第四弾。ながらトリック等の切れ味はややマンネリ気味か。


No.1077 5点 死の快走船(戎光祥出版・ミステリ珍本全集)
大阪圭吉
(2020/12/27 12:44登録)
現行の三冊で読めない作品をまとめたまさに珍本集の名にふさわしいレア短編集。読んでみると戦中の社会情勢に迎合した人情ものが大半で、なぜ絶版なのかすぐに分かる内容揃いだが、貴重な資料であることに変わりはない。


No.1076 7点 死が招く
ポール・アルテ
(2020/12/22 23:14登録)
怪奇趣味と密室、おまけにアレまでと短いわりにサービス満点な一作。


No.1075 7点 水魑の如き沈むもの
三津田信三
(2020/12/20 14:06登録)
長さの割にメインの謎は一つだが、中々その解釈が三津田らしく凝っていて面白い。
ラストのハッピーエンドは珍しいですね。


No.1074 5点 怪盗ニック全仕事(3)
エドワード・D・ホック
(2020/12/17 23:06登録)
ニックの活躍ぶりに陰りなし。話の展開のために明らかにしょぼいミスをしたり、依頼人の意図に背いたりしてるのは御愛嬌。


No.1073 6点 殺人交響曲
蒼社廉三
(2020/12/14 22:15登録)
珍本集で読了。舞台設定と内容の凝りようは中々で、近年の本格ものと比べても見劣りしない。紅の殺意は設定は地味だが、同傾向の入り組んだ作品。戦艦金剛もタイトルからは想像のつかないフーダニット。
全体的に凝りすぎて犯人が分かるころには誰が犯人でも驚かなくなる感はあるが、この時代に既にこのレベルを量産していたことを評価。


No.1072 3点 バーネット探偵社
モーリス・ルブラン
(2020/12/11 22:11登録)
こちらも怪盗紳士や八点鐘に比べるとアイディアも話も明らかに見劣りする。リュパンが完全にムカつくやつになっているのも残念。


No.1071 6点 御手洗潔の挨拶
島田荘司
(2020/12/10 01:05登録)
最初の短編集だけあって本格度合いは比較的高め。
御手洗のキャラクターも含めてファンは必読。


No.1070 6点 虎の首
ポール・アルテ
(2020/12/07 14:33登録)
真相はあっけないが、仕掛けと言い雰囲気と言い、カーを目指している点は買う。


No.1069 5点 覆面作家は二人いる
北村薫
(2020/11/29 21:04登録)
ライトミステリの走り・・・というと怒られるだろうか。円紫シリーズよりこっちの方がサクサク読める。


No.1068 6点 雪が白いとき、かつそのときに限り
陸秋槎
(2020/11/24 23:06登録)
前作に続き、ほのかな百合要素を交えつつしっかり本格になっているのがすごいところ。


No.1067 4点 古代天皇の秘密
高木彬光
(2020/11/21 19:32登録)
邪馬台国が長さの割にあっさりしすぎた感があったのに対し、本作はあちこちテーマが散らばって、しかも大した検証もなしに研三が恭介にひれ伏すので独りよがりに感じられる。


No.1066 7点 月長石
ウィルキー・コリンズ
(2020/11/15 11:44登録)
あまりに冗長な部分もあるが、どの語り口も飽きさせず、中々意外な真相をあぶりだしていく様はやはり古典的名作といえるのでは。


No.1065 7点 生霊の如き重るもの
三津田信三
(2020/11/11 22:06登録)
どれもアイディアとそれを馬鹿馬鹿しくしない雰囲気作りがマッチした良作だと思う。


No.1064 5点 サム・ホーソーンの事件簿Ⅵ
エドワード・D・ホック
(2020/11/08 22:42登録)
最終巻であるが、トリックは流石にネタ切れの感が強い。話としてはむしろこなれているため、すんなり読める。

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