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ミステリの祭典

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている 謡う指先
九条櫻子シリーズ

作家 太田紫織
出版日2015年02月
平均点5.50点
書評数2人

No.2 7点 虫暮部
(2021/01/21 12:05登録)
 第壱骨。ミステリ的な驚きとかは無いが、切迫感と言うか語り手の焦燥を否応無く共有させられる書きっぷり(&ウルフのエピソード)に、こちらの気持も引っ掻き回された。グッジョブ。
 第参骨。“カモフラージュ”についての疑問。人の指を誤魔化す為にクマの手を使った。ならばクマの指が一本余る筈で、それはどう処分したのか。そもそも処分出来るなら最初から人の指をそう処分すれば済む話ではないか――と考えると、そんな回りくどいことをした理由は、その処分方法が、人なら無理だがクマなら可能な類のものだったからでは。つまり、食べたのだ。

No.1 4点 ボナンザ
(2020/09/01 23:18登録)
まあ、それほどひねらず楽しめばいい内容。

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