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ミステリの祭典

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虫暮部さんの登録情報
平均点:6.20点 書評数:2209件

プロフィール| 書評

No.9 7点 眼球綺譚
綾辻行人
(2010/11/17 14:12登録)
 「特別料理」がとても面白かった。それゆえにこそ、突っ込まねばならない。切り取るなら指ではなくて太腿か尻だろ!


No.8 6点 闇ツキチルドレン
天祢涼
(2010/11/01 10:10登録)
 若干なかだるみしている感もあったが、それがかえってラストの衝撃を際立たせていたような気もする。え、わざと?


No.7 5点 少女
湊かなえ
(2010/10/27 14:22登録)
色々と巧みだとは思うが、小技が組み合わさったという印象で結末の衝撃度はさほど大きくもなかった。ただ、作者の悪意というかすっきりしない嫌な感じは結構良い。
 読み終えたあと、学校でいじめを受ける悪夢を見てしまった……。


No.6 8点 ふたりの距離の概算
米澤穂信
(2010/10/23 08:16登録)
 手がかりを限定して小出しにする設定が巧み。途中に出てくる小さな謎も面白い。そしてこの作者の作品は、きっちり大団円に着地しないで幾分かの後味の悪さが残るところが良い。
 あと、装画のキャラクターにあまり顔は描かないで欲しい。イメージが崩れる(または限定される)。


No.5 9点 インシテミル
米澤穂信
(2010/10/20 14:23登録)
 読みながら、犯人を推理、ではなく、どうすれば効率的に殺せるか、を考えてしまった。
 ところで、「犯人」の報酬計算が間違っていないか。「助手ボーナスは累積しない」のだから、倍率は「2×2×3×3+0.5」になるのでは。文庫版でも直っていなかったけど。


No.4 7点 闇の喇叭
有栖川有栖
(2010/10/15 10:36登録)
 戦争云々の書き方はやや紋切り型な気もするが、「こういうことを言っておきたいんや」という作者の思いは伝わって来たと思う。
 殺人事件の背景が、ラストで説明されるまでほとんど表に出てきていない点がイマイチ。


No.3 4点 殺してもいい命
秦建日子
(2010/10/09 11:08登録)
 推理小説の “お約束” の壁を確信犯的に壊してゆく様は痛快。単純にストーリーとしても面白い。
 しかし、読み終えてみると納得出来ない。
 ネタバレにならないよう慎重に書くが、犯人がカムフラージュのために変に動きすぎているような気がする。かといって、ついつい動いてしまうキャラクターの心理的な裏打ちも不充分だと思う。
 また、非常に魅力的なタイトルなのだが、これがちょっと羊頭狗肉気味。この点でも期待しすぎた。
ということで評価に迷います。
 (尚、私はシリーズのTvドラマ は一切未見。)


No.2 5点 リスの窒息
石持浅海
(2010/10/09 10:21登録)
 ネタバレに配慮しつつツッコミを。
 1.自分の痕跡を消すと、本来そこにあるはずの別の人の痕跡も消えてしまうので不自然な現場になるはず。
 2.或る人に或るものを見せると驚くだろうからそれを時間稼ぎに使える、というのは希望的観測に過ぎるのではないか。むしろ質問責め、または「危険だからそばを離れるな」とかいう展開の可能性が高いのでは。


No.1 4点 トリック・シアター
遠藤武文
(2010/10/09 10:17登録)
 事件関係者の行動を充分説明するだけの裏打ちとしての心理描写が足りないと思う。「被害者」たちは何故そんなことをしたのかよく判らない。行動自体は面白いのだけれど、「人物」ではなくてゲームの駒のようだ。

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