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ミステリの祭典

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星屑の仔さんの登録情報
平均点:6.33点 書評数:46件

プロフィール| 書評

No.6 5点 仮面山荘殺人事件
東野圭吾
(2008/09/04 20:41登録)
東野圭吾さんお得意の倒叙ものの作品。
山の中の山荘に、とあるメンバーと強盗が居合わせたと言う状況で、その中で殺人事件が起きたって言う話。

面白かったよ。
確かに面白かったし、それに加えて読みやすかった。
それにあんなどんでん返しがあるとは、と読み終わった後には唸った。

でも同じような作品を読んだことがあるんだよな。
それも東野さんでしたし。

それにこれが「倒叙もの」って聞いて読んでしまったので、あ~なんじゃないかこ~なんじゃないかって予測しながら読んでしまったので、最後の衝撃もいま一つでした。


No.5 5点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2008/08/28 16:37登録)
綾辻さんの2大要素、「叙述トリック」と「幻想性」。この作品はその後者「幻想性」を追及していった作品でしょう。
これでもかと言うくらい、現実離れした幻想の世界の雰囲気が鏤められています。
ただ自分はどちらかと言うと理系人間なので、作中に出てくる歯車のほとんどが理解できなかったと言うのが正直なところです。
もちろん、トリックの部分も充実していますよ。
でもレベルの高すぎる幻想性のせいで、そのトリックの部分が霞んでしまうので、今回は5点とさせて頂きました。


No.4 8点 どんどん橋、落ちた
綾辻行人
(2008/08/28 16:29登録)
短編集です。それも綾辻さんの持ち味が、これでもかとてんこ盛りな短編がたっぷり。
最初から、叙述ものふぁと知らないで読めば10点でしょうね。知って読んでも8点は上げて良いと思います。
ただ、好き嫌いがはっきり分かれるでしょう。
ま、小説じゃなくてクイズ本だと思って気楽に読む本でしょう。


No.3 10点 十角館の殺人
綾辻行人
(2008/08/28 16:24登録)
これぞ綾辻行人だ、と言わんばかりの一冊。
言い過ぎでも何でもなく、ほんの数行、いや数文字で世界がまるごと引っくり返る、そんな作品です。
すっきり爽快に見事に騙されてみませんか。


No.2 5点 冷たい密室と博士たち
森博嗣
(2008/08/28 16:19登録)
森博嗣さんにしては、「普通」のミステリ。
スタンダードと言えばスタンダードではあるが、森さんらしい作調ではないような・・・。
『すべてがFになる』よりもこちらを先に読んだ方が、良いかも。


No.1 6点 すべてがFになる
森博嗣
(2008/08/28 16:14登録)
理系ミステリらしく、パソコン等を使ったトリックは結構楽しめた。
ただ一読だけでは、なかなか全部を理解するのは難しいかな。
2~3回通して読んで、初めて本当の面白さが解る気もする。

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