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ミステリの祭典

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平均点:5.50点 書評数:10件

プロフィール| 書評

No.10 6点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2008/03/21 01:29登録)
下レスの訂正。

「富樫の自宅」→前の自宅に痕跡が残っている可能性はまずゼロですね。すいません。


No.9 6点 容疑者Xの献身
東野圭吾
(2008/03/20 23:07登録)
真相が判明するまでは100点。でも使われたトリックが、それほど天才的なものとは思えない。

というのも、検死を行えば(歯形などは分からなくても)死体のおよその年齢が分かると思うから。

それに「富樫の自宅にあるはずの指紋や毛髪は検証しなかったのか」という疑問を抱かざるを得ない。

よって話の内容はとても面白かったがトリックの部分で減点。


No.8 6点 斜め屋敷の犯罪
島田荘司
(2008/03/13 19:20登録)
トリックは面白い。でも「フーダニット」の作品としてみると、犯人の意外性が全くない。そこが減点対象。

いっそのこと古畑(コロンボ)シリーズのように、潔く「御手洗VS紳士な犯人」の倒叙形式にした方がしっくりくるかも。

あと、文庫にあった関口氏の解説がひど過ぎる。
「若手作家への推薦文はやめてくれ。その理由は長くなるから書かない」
お金を出して本巻を買った読者に対して失礼千万でしょ。最後の最後で後読感が悪くなる。


No.7 7点 占星術殺人事件
島田荘司
(2008/03/03 23:13登録)
トリックに関してですが、ニセ札事件は実際にあった事件らしいので、何よりその犯人がスゴイのかな。

ただ殺人トリックありきの小説で、それを実行する必然性が希薄なのが気になりはする。

それと、手記の名前と本名と漢字が違っていたのはなぜ?「かずえ」が「一枝」になったせいで、野球ファン的に「いちえだ」と読んでしまう。という叙述トリックに勝手に陥ってしまいました。


No.6 6点 99%の誘拐
岡嶋二人
(2008/02/23 22:05登録)
例のオジサンが昔の誘拐事件に関わっていたことを最後まで伏せていた方が良かったかも。その方がミステリの要素が増える。

事実、物語が後半になるにしたがって意外性という期待が無くなっていった。誘拐が成功するのか失敗するのか、という点が興味の中心になるから。

それでも、下手な密室殺人小説より数倍いい。


No.5 5点 生首に聞いてみろ
法月綸太郎
(2008/02/21 23:24登録)
皆さんと同じ感想です。というか、全員の評価が(悪い意味で)同じなのも納得。

まず無駄に長い。しかも長い割りに登場人物が少なく、意外性があまりない。強調点が付けられている文章の所も大した印象はない。そして名探偵のわりに推理にキレがない。

なぜ、このミス1位なのか疑問。


No.4 5点 霧越邸殺人事件
綾辻行人
(2008/02/04 00:51登録)
絵のモデルと旅人がそっくりだったのも、ヒビが入ったのも偶然。

どうせ解けない謎ならば、無理に提示する必要なし(本格ミステリーと自負するのなら)。

綾辻氏は、乱歩賞の審査員でのコメントで「トリックがあまりにも使い古された物すぎる」という批判をされていた。まさに、この作品にもそれが当てはまる。




No.3 6点 電脳山荘殺人事件
天樹征丸
(2008/01/30 23:27登録)
ようやく金田一少年のスレ(?)が立ちましたか。

いわゆる叙述トリック物。結局全員殺すなら、入れ替えによるアリバイトリックを用意する必要がなかったような。

まずノーパソだったら持ち運び出来るし。ていうか自分で持ち込んだ物ですしね。


No.2 3点 空飛ぶ馬
北村薫
(2008/01/30 23:17登録)
ミステリーとか日常の謎とか言うが、この人にあるのは綺麗な文章だけ。強いていうならユーモア推理の分野でしょう。もっとも苦笑いですがね。


No.1 5点 時計館の殺人
綾辻行人
(2008/01/30 23:08登録)
天井のガラス窓。いくら人が出入り出来ないサイズだといっても、閉じ込められた初期の段階で(全員で)割るでしょう。

どうせなら防弾ガラスとかにすべき。

結局、福西くんの親戚事故は無関係だったみたいで残念。

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