チェーン・ポイズン |
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作家 | 本多孝好 |
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出版日 | 2008年10月 |
平均点 | 5.33点 |
書評数 | 3人 |
No.3 | 6点 | パンやん | |
(2016/04/06 07:27登録) 残りページが気になりだした途端、やはりねぇという展開にはなるが、驚くべき超リーダビリティー作品であった。文体のリズムの良さか、口語体とはいえ、あっという間、この一気読み感は半端ない!自殺ものにして、読後感がさわやかなのもビックリ。 |
No.2 | 4点 | バックスクリーン三連発 | |
(2014/07/09 16:40登録) 都会の中の孤独な中年女性の最後の一年を追跡取材を通して 現代の風潮を反映させようとの狙いなのか この女性が自分と重ねあうところがあって 嫌な気分でよんでいました なのでラスト50ページで毒物を渡したのは誰か?と 作風が変わったような気がしました さらには新事実が判明し この本が叙述系の小説だったということが私にも判明 したしだいです。 |
No.1 | 6点 | haruka | |
(2013/08/31 16:25登録) 1年後に自殺するために生きる女性と、連続自殺事件を追う週刊誌記者。果たして1年後の女性が下した選択は・・・という話。死を決意した人間の1年間を丁寧に描くことで、生きることの意味を考えさせられる。トリックに目新しさはないけれど、読後感は◎。 |