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ミステリの祭典

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少年探偵団
明智小五郎シリーズ

作家 江戸川乱歩
出版日1964年08月
平均点5.20点
書評数5人

No.5 5点 みりん
(2024/10/29 04:28登録)
俺みたいなハタチ超えて、児童書コーナーで少年探偵団シリーズ漁ってる野郎、他に、いますかっていねーか、はは 

少年時代はつゆ知らず、これは匂うなあ…小林芳雄少年と明智小五郎のただならぬ関係…怪しいロマンスの雰囲気が…
頬を赤らめたり、○○させたり、『暗黒星』でもそうだったが、明智はひょっとして美少年嗜好が強いのだろうか。そういう描写をあえて入れてるような気がするんだが、考えすぎか?

少年探偵団シリーズ26作を読んで書評していこうかと思ったが流石にやめておこう(笑) 大人向けの方に戻ります。

No.4 6点 mediocrity
(2020/07/31 17:07登録)
2部構成。
1作目と同じく、子供向きだからと言って手抜きは一切感じられない。

No.3 4点 ボナンザ
(2014/04/07 22:16登録)
明らかに途中で話を継ぎ足した感がある。

No.2 5点
(2012/08/30 11:29登録)
本書には、2つの話(概ね2部構成)が含まれています。連作といった流れです。いずれの話も、変装や、すり替えによる騙しの応酬に尽きます。もちろん、小林少年たちの大活躍も見逃せません。
ただし、初めて読む人でも大人ならだいたい先が読めるでしょう。章ごとのサブタイトルによるネタばらしがあるのも一因ですが、大人であれば過去にどこかで触れているだろうから、潜在意識程度に記憶の中に残っているのかもしれません。
それでもおもしろいと感じるのは、明智対怪人二十面相の戦いが逆転、また逆転と、目を離せないほどに変化があるからでしょう。たまの気分晴らしの読書に最適です。

怪人二十面相が変装用具を黒い風呂敷に用意していたことには笑えました。風呂敷って便利なんですよね。でも二十面相が使うとはねぇ。

明智探偵や二十面相は、不可能と思われることをマジックのようにやってのけますが、その後に、なぜ可能になったかを説明してくれます。小説の中で、「なぜ」にかならず答えてくれているようです。これはほんとうに素晴らしいことです。子ども向け通俗小説とはいえ、たんなる荒唐無稽な物語にはしたくなかったのでしょう。

No.1 6点 江守森江
(2011/01/07 05:04登録)
一昨日から「ファミ劇」で「怪人二十面相と少年探偵団」の連続再放送が始まった。
ついでに原作をおさらいしたら、当時の雰囲気をより一層楽しめた。
「怪人二十面相」に次ぐシリーズ二作目で連続少女誘拐に少年探偵団と明智小五郎が挑む。
テレビ共々、息子より私の方がワクワクしながら楽しんでいるのは初期の「仮面ライダー」を視聴するのと同じだ。
乱歩の「心理試験」を読み大人への扉が開いたが、今では怪人二十面相で童心に帰っている。

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