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ミステリの祭典

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密室は眠れないパズル
氷川透シリーズ

作家 氷川透
出版日2000年06月
平均点6.17点
書評数6人

No.6 7点 江守森江
(2009/08/08 17:55登録)
実質のデビュー作に手直しを加えシリーズ2作目として出版された。
ストーリーにもう一つドキドキできない、2つのダミー推理の先の真相解明過程と論理性に驚きがないなど短所はある。
その一方で、前半に書かれた(私と同様な)作者の本格に対する思いを実践して「読者挑戦」する姿勢を絶賛したい。
当時の作者は私のミステリ嗜好の実践者として“希望の星”だった(再読して改めて思った)
作者の現状には落胆を禁じ得ない。

No.5 7点 KANNO
(2002/04/14 23:16登録)
凄いなぁ…。読んでて気持ちよい。

No.4 6点 由良小三郎
(2002/02/28 22:35登録)
推理小説の出版社で発生した密室殺人で、巻き込まれたのは新人の推理小説作家とその編集担当者たちという設定です。
真面目な造りで、別な作家ならもう一人、二人殺しそうです。フェアだけどイマイチという印象です。丁寧に人物の描写があるので、性格的判断から犯人候補からはずれる人が多いのが難だと思うというのは作者に申し訳ないような気がします。

No.3 6点 ぽん
(2001/08/28 05:21登録)
普通の小説で自分の好みが入って6点くらいかなあ。
ほか2作に比べてぱっとしないものを感じました。厳格な本格もの?ということでそのがちがちさが好きだったんですが、核となるトリックがあっさりわかってしまった辺り、興醒めは否めませんでした。

No.2 5点 Nakatz
(2001/05/15 10:22登録)
トリックにそれほど好印象を受けなかったので、
これくらいの評価ですね。
ロジックの組み立ては、悪くはないと思うけれど。

No.1 6点
(2001/05/15 02:43登録)
この薀蓄の数々はさすが本格だと思いました。
ただ、物語のテンポが良くないのかな〜、
面白味はイマイチ。
ハウダニットはまぁ良くできてるかな。

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