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ミステリの祭典

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香子の夢−コンパニオン殺人事件
改題「ウインクで乾杯」

作家 東野圭吾
出版日1988年10月
平均点5.11点
書評数9人

No.9 6点 まさむね
(2022/03/04 23:36登録)
 昭和63年出版の作者初期のノンシリーズ長編。バブル全盛期のコンパニオンが主人公を務める物語を、コロナ禍の令和時代に読む感慨深さ。いや、どちらの時代も「空虚感」という意味では共通しているのかも。
 内容として特筆すべき点があるかと問われると辛いのだけれども、逆に?基本に忠実でリーダビリティも高く、個人的には好みのタイプでしたね。ちなみに「カセットテープ」って、今の中高生にとっては「何それ?」って感じなのでしょうねぇ。様々に懐かしさを感じる作品だったな。

No.8 3点 ウィン
(2010/09/25 12:28登録)
バブル期にあってバブル全開なミステリ。
初期の東野圭吾のミステリが面白くないわけではない。
「放課後」や「魔球」は面白かった。
しかし、これはイマイチ。
特に語ることも考えつかないような内容だった。

No.7 6点
(2009/05/17 20:44登録)
 話の内容はよく分かり、意外な犯人(そうでもないか)という点でも悪くは無かったけど、トリックが東野圭吾にしては少しややこしかった気がします。
 本格推理としても、あっさりとしていて、かつサプライズなトリックを使って欲しいです。

No.6 4点 こう
(2008/12/22 01:11登録)
 本格的テイストも入った作品ですがやはり軽いミステリだと思いました。真相につながる「カセットテープ」もそろそろ若い人には分からなくなってきていると思い本質と関係ないところで時代を感じました。
 残念ながら東野作品というよりあの頃乱造されていたミステリの一冊の域は超えないと思います。

No.5 5点 sasami
(2008/07/05 09:34登録)
軽く読めてそれなりに満足できました。
特に印象に残るところはなかったかなぁ
悪くはないんだけどなんかもう一つ足りなかったかな。

No.4 4点 COBRA
(2008/06/13 14:49登録)
なんてダサいタイトルなんだ。

No.3 6点 Tetchy
(2008/04/11 23:48登録)
軽めのミステリと思いながらも、密室殺人を扱っており、しかも犯行に至るプロセスはパズルのようなロジックで、しかも第2、第3の真相を用意しているのだから畏れ入る。
ただ題名がねぇ。
原題のコレもそうだけど、改題の『ウィンクに乾杯』もねぇ。
このセンスは如何なものか。

No.2 6点 Dain
(2004/04/01 01:02登録)
ごくごく普通の作品、可もなく不可もなく、ってとこですか。香子の夢は結局どうなったんでしょう(祥伝社文庫では「ウインクで乾杯」というタイトルになってますね)。

No.1 6点 美来
(2001/08/15 14:13登録)
主人公がばかでかわいい。軽く読むには、よい1冊です。

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