home

ミステリの祭典

login
異邦の騎士
御手洗潔シリーズ

作家 島田荘司
出版日1988年04月
平均点7.75点
書評数133人

No.33 10点 バーゲンブロー
(2004/03/10 18:12登録)
ハードボイルドのような要素も味わえる作品。全体的に薄暗いイメージで白黒映画を観ているような感覚だが、それが横浜の街にマッチしていてとてもいい感じになっている。トリックがどうのこうのという細かいことは考えないでその雰囲気を楽しむのが正解だと思う。

No.32 6点 じろう
(2004/03/07 18:37登録)
かなり設定に無理があると感じた。いくら天才でもそれはちょっと希望的観測に過ぎるのでは・・・。

No.31 8点 kentaaa
(2004/02/26 11:16登録)
主人公には驚いた。でも少し今までの彼とは感じるイメージが違ったかもしれない。それにしても「愛」を感じる作品。作者が仕掛けたトリックもなかなか驚かされた。

No.30 9点 myk
(2004/01/30 23:26登録)
一気に読める作品。作者の筆力を感じさせます。読んで後悔のない作品です。

No.29 9点 ANIX
(2003/12/11 14:08登録)
国内でこれほど面白いミステリは他にはあまりない。

No.28 4点 kenichi
(2003/06/30 00:06登録)
細かくは覚えてません。がっかりしたことだけ。

No.27 10点 なっち
(2003/05/29 23:14登録)
日本一ピュアなミステリーですね。

No.26 10点 Tapir
(2003/05/20 08:04登録)
ミステリーとしては疑問符がつきますが、「教養小説(ビルトゥングス・ロマーン)」としては最高だと思います。
くさいかも知れませんが、何か辛いことが有ったとき、あるいは自分の感性がおかしくなってしまったと感じたときに必ず再読する本です。御手洗の一言で泣けるかどうかということを確かめます。
この作品の影響で「浪漫の騎士」が好きになりました。最近の島荘は読んでいませんが、これ位インパクトの有る小説を書いてもらいたいと思います。

No.25 5点 Alice
(2003/04/08 17:44登録)
面白いといえば面白かったが、トリックが簡単に解ってしまった。あそこらへんはおまけみたいなものだろうけど、収束がすぐに見えたのは残念・・。
しかし若々しい島荘はステキでした。

No.24 9点 なおゆう
(2003/03/07 00:45登録)
初読の12年前は、この作品の若さと情熱のエネルギーにただ圧倒されたのを覚えています。再読した今も、細部で気になるところはあるが(例えば「鏡」)、それを補って余りあるほどのみずみずしさがあふれている作品です。

No.23 9点 けんたんパパ
(2003/01/12 00:06登録)
恋してますか、恋。おじさんも若いときを思い出して胸が熱くなりました。でもこんな目にあったら一生女性不信におちいりますな、私なら。

No.22 7点 keisuke
(2002/12/01 06:40登録)
私は占星術と斜め屋敷を読んだあとに読みました。
御手洗などの過去がわかっておもしろかったです。
みなさんが指摘するように他の御手洗潔シリーズ作品を読んでから読むと、さらにおもしろいでしょう。

No.21 9点 じゃすう
(2002/10/23 22:18登録)

御手洗さんのあの一言で泣きました。

No.20 8点 ギザじゅう
(2002/08/14 00:16登録)
占星術や斜め屋敷みたいに派手なトリックがあるわけではないが、非常におもしろい。
『俺』の少しずつ変わりゆく様がよく書けていると思う。
他の御手洗シリーズを読んでからのほうがいいだろう。

No.19 8点 麻里
(2002/07/31 19:53登録)
御手洗シリーズ…は読んだことはありませんが、楽しめました。読んだことがあれば、また違った感動があったのかもしれませんが。

No.18 9点 フリップ村上
(2002/07/20 21:20登録)
世に受け入れられぬ自尊心をもてあましながら、ギリギリの踏ん張りで孤高の魂を謳歌する若き御手洗潔のなんと魅力的なことか。
奇を衒った態度の裏に見え隠れする、痛々しいまでにピュアな感性は、傲岸不遜が鼻につく現在の姿とは完全に似て非なるもの。
それはまた、己の存在を世間に認めさせようとあがき続けていた、当時(デビュー前夜)の島田荘司本人の姿なのかもしれない。
そういう意味では限りなくパーソナルな、青臭い情熱の叩きつけであり、作中人物に共感することさえ出来れば、読者にとっても生涯の宝物となるだけのポテンシャルを秘めている。
ミステリー的な完成度うんぬんを越えた、青春小説の一大傑作。
それにつけても、危機一髪の場面で御手洗がバイクを駆ってはせ参じるシーンの異様なまでの格好よさ。ここはぜひとも、《リターン・トゥ・フォーエヴァー》の「ロマンチック・ウオーリァー」をBGMにページをめくっていただきたいものである。鳥肌ものですよ。

No.17 8点 流破
(2002/07/05 12:41登録)
『占星術殺人事件』より前に書いたこの作品をずっと机の中にしまっていたなんて非道い。
御手洗シリーズが好きな人は必読です。
できたら『占星術殺人事件』と『御手洗潔の挨拶』の後がいいと思う。

No.16 3点 あだち
(2002/04/18 21:21登録)
島田荘司、若いなあ〜という感じ(^^;
こういうセンチメンタルな話は嫌いじゃないですが。
ミステリとしてはいまひとつ。

No.15 9点 ひらめ
(2002/03/04 17:42登録)
ある方の意見を読んで一瞬息止まりました・・。

単純に一つの物語としても、御手洗シリーズ好きとしてもとても良い作品です。このシリーズ答えみたいなものがあるのではないかなと、勝手に思ってますf(^.^;)。
ちなみにまだ未読の方には(文庫になっているシリーズ物の中で)一番最後に読むのがいいんじゃないかと思います。

No.14 7点 のり
(2002/03/04 00:33登録)
「占星術〜」みたいな派手な結末も、ビックリトリックもないけど、ド頭からちょっと切ないラストまでガンガン引きこんでいく手腕は流石。

133中の書評を表示しています 101 - 120