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ミステリの祭典

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月曜日の水玉模様

作家 加納朋子
出版日1998年09月
平均点5.88点
書評数8人

No.8 5点 kanamori
(2011/03/07 20:44登録)
一般事務職のOLを主人公にした日常の謎系の連作ミステリ。
各編とも、どうってことない謎で、ミステリとしては物足りないのだけど、作者の持ち味である”癒し系”テイストが心地よい読後感を与えてくれた。
陶子の大阪出張編「土曜日の嫁菜寿司」と最終話の「日曜日の雨天決行」がよかった。

No.7 6点 vivi
(2009/11/24 01:42登録)
働く女性という立場での共感が非常にあって、
ミステリよりもキャラクター重視で読みました。
日常の謎系という割りには犯罪も関わったりしてて、
シビアな一面もあったり。

軽い読み物をちょこっと読むという分には、
ぴったりの作品だと思います。

No.6 5点
(2004/10/01 07:50登録)
 う〜ん…。なんか読後感がやけに軽かった…。珍しく、キャラに任せ過ぎてしまった感じが…。
 さらりと読めすぎて、ちょっと手の込んだ赤川次郎作品といった印象。

No.5 8点 なの
(2004/09/25 17:20登録)
『レイン・レインボウ』のキャプテン、片桐陶子の事件簿。
ちょっとだけラブコメ風味・・・はい、いい歳してラブコメ好きです(笑)
進展しそうでしない、二人の仲がいい按配。
『金曜日・・・』なんてプロポーズですよね。
しかし、『日曜日・・・』の真相は、『流石にまずくないか?これ??』と思います・・・いや心から。

No.4 7点 884
(2003/12/23 00:05登録)
 月曜日の水玉模様は、黄色の地に黒の水玉模様ですよ? 作者怒らなかったんですかね、文庫の表紙見て。
 流れもよく、普通に楽しめた一冊でした。

No.3 6点 ハッチ
(2003/10/02 00:01登録)
(予想ですが)主人公の年齢が自分と近いからか、結構身近には感じた。でもそれ以上は特に何もない。これが初めて読んだ加納氏の作品でしたが、他作品に期待したいです。

No.2 6点 由良小三郎
(2002/01/22 17:55登録)
やや散文的といいますか、繊細なところが少ないように思いました。短編集は作品の並び順が重要で、自信作は前におけという話がありますが、後半にいいのがあるように感じました。しゃんさんは主人公が中年女性と書かれましたが25歳ぐらいですよね。できはやや平凡というところでしょうか。

No.1 4点 しゃん
(2001/11/24 09:11登録)
少し物足りない感じがします。
私は主人公の成長していくお話しが好きなのですが、この話の主人公は物語の中でさほど成長しているようには見えません。
主人公がだらだらとした日常をただ生きていく、そんな感じがしました。
このお話は、加納朋子さんの他のお話と違って、中年女性が主人公ですから、上のように感じるだけかもしれませんが

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