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ミステリの祭典

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悪夢のエレベーター
悪夢シリーズ

作家 木下半太
出版日2006年07月
平均点6.14点
書評数7人

No.7 5点 メルカトル
(2015/05/11 21:51登録)
本編より解説のほうが面白かった。いや、これもなかなかだとは思うが、コメディタッチというわりにはクスリともできなかった。まあそれよりも、パニックサスペンスとして、或いは反転ものとして読みどころありというべきか。
ただ、第一章から第二章へと繋がる展開はややくどい気がする。先が読めてしまうのはあまり感心しないね。
ラストは良い。思わず続きが気になってしまう心憎い締め方だ。と言うわけで、続編を読むべきかどうか思案中である。

No.6 7点 seiryuu
(2010/07/16 17:11登録)
舞台モノような雰囲気で軽い話かと思いきや
二転三転する展開が面白い。
サクッと読めるのに 読後感があります。
「悪夢の観覧車」のほうが好きです。

No.5 7点
(2010/05/05 18:47登録)
セリフ中心の展開で読みやすいです。
やはり、第1章から第2章への視点の変化が秀逸ですね。

No.4 5点 江守森江
(2010/03/22 22:31登録)
これまたミステリーの範疇に含めるか微妙な作品。
パニック・エンターテインメントとして非常に楽しく、一気読みし、後は忘れて何も残らない。
某作家が面白ければミステリーと言っていたが、それの代表例として挙げたい!
映画化作品も同様に面白い(←ゴメン:映画を観たつもりだったが観たのはドラマの方だった)

No.3 5点 kowai
(2008/11/09 13:51登録)
息抜きにはいいです。確かに移動中に読んでも眠くなりません。が、ミステリ要素があるのはこれだけで「観覧車」「ドライブ」は本当に読み物です。。。これが一番よかったかな?

No.2 6点 雨場毒太
(2008/10/19 01:07登録)
瑕だらけであることはわかるのだけれど、全体に溢れるスピード感とエネルギッシュさ、作者のエンターテイナー精神は、ある程度認めるべきだな、と思ってこの点。

退屈はしないと思います。

No.1 8点 こもと
(2008/05/27 21:31登録)
 なんたる力技!(笑) そりゃもー感心する程の。
 んー、なんというか、筆の勢いに押されっぱなしの数時間でしたね。 いわゆる一気読みです。

 セリフが多かったこともあり、脚本調に感じた部分はあったけれども、さすが劇作家(作者は某劇団の主宰者)の書いた小説というだけあって、テンポの良さはピカイチ。 「どうやれば観客を(この場合は読者を)飽きさせることがないのか」、今までの仕事の経験上、十分に心得ていると言わんばかりの展開に、脱帽しました。
 第二章のマッキー編は、そりゃもー、下手なマンガよりも笑えるってもんです。

 荒削りだし、ツッコミドコロは満載だとわかっちゃいるんだけど、その欠点を補って余りある勢い。 つられて、ありゃりゃ、私も高得点をつけてしまったぞー!・・・そんな感じ(笑) 拍手。

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