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ミステリの祭典

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スラッシャー廃園の殺人

作家 三津田信三
出版日2007年06月
平均点5.33点
書評数6人

No.6 4点 たかだい
(2025/01/25 07:54登録)
斜線堂有紀の「廃遊園地の殺人」みたいな作品かと思いきや、綾辻行人の「殺人鬼」系統の話だった作品
要は、泡銭を手にして自分だけの特殊な世界観(庭園)を創り出したホラー作家の邸宅に潜入した撮影クルーの面々が、1人ずつ謎の怪人に拘られて殺害されていくホラー作品です
著者の趣味前回の作風で、ホラー映画のオマージュがあちこちに散りばめられていたらしいですが、個人的にはよく分かりませんでした
作品としては、氏の持ち味だと思っているミステリーとホラーの融合が本作にも生きており、思っていた系統のミステリーでは無かったとは言え、事件の真相はいかにもホラー的で良かったかと思います
ただ、それこそ「殺人鬼」のような突き抜けた魅力が薄いと感じたのも正直な所で、あまり印象に残る作品ではなかったかなとも思いました

No.5 6点 みりん
(2023/07/10 23:35登録)
面白かったけど怖かった。
スプラッターホラーというジャンルを初めて小説で読んだのですが、もう殺害シーンがグロくてグロくて少し痛みが紙面を貫通して伝わってきましたよ笑
そして「シェルター終末の殺人」と同様に三津田先生のホラー映画愛が止まらない(見たことある作品1つもなしw)
ただし、本作はただのスプラッタホラーでは終わらず仕掛けがたっぷり… 珍しくダミー犯人+真犯人共に的中したと思ったら見事に騙された。一通り読み終えてからプロローグを読み返すとおおおおそういうことだったのかと感心。

No.4 6点 名探偵ジャパン
(2016/09/18 13:58登録)
作者得意のホラー風ミステリです。
文章と登場人物の台詞などから、早々と作品全体に仕掛けられたトリックが分かってしまいました。
私はもう、この手のトリックには引っかかりません。過去に痛い目に遭っていますから。
とはいえ、本作においてのこのトリックは、ただ単に読者を驚かせよう、というメタ目的だけでなく、作中にもきちんとした目的をもって使われています。そこのところの工夫は、さすがだなと思いました。

気をつけて読めば、あまりミステリに造詣の深くない方でも、トリックに気付いてしまう可能性がありますので(トリックに気付くということは、フェアに書かれているということですので、決して悪いことではないと思います)「驚きたい」という方は、あまり深く考えずに一気に読んでしまうことをお勧めします。

No.3 6点 kanamori
(2010/05/04 00:38登録)
設定は綾辻の「殺人鬼」風のスプラッタ・ホラー、仕掛けは同じく綾辻の某短編の二番煎じで、共にあまりオリジナリティを感じませんが、刀城言耶シリーズと違って文章が読みやすいのが良。
作者のホラー・ムービィに対する思い入れが強く出すぎていて、物語の流れを悪くしているように思いました。

No.2 5点 touko
(2010/02/14 15:36登録)
序盤のホラー談義や舞台の意匠が趣味に走りすぎで、バランス悪いです。
ホラーの舞台裏や楽屋話は煙幕で、ミステリで決着はつくんですがそっちは平凡なのに、全体にマニアックすぎるというバランスの悪さを感じました。
(ちなみに、私はこの作家が編集者時代に出していたワールド・ミステリー・ツアーも、彼が参加していた幻想文学系の同人も知っているんですが、それでもこれは楽しめなかったなあ)。

No.1 5点 おしょわ
(2008/10/05 20:36登録)
うーん、読む前に期待しすぎたかな・・・

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