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ミステリの祭典

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そして誰もいなくなった

作家 アガサ・クリスティー
出版日1955年06月
平均点8.67点
書評数91人

No.11 10点 おしょわ
(2008/05/05 23:03登録)
この作品は決して長い作品ではないんですが、歴史に残る中篇です。
アイデアやプロットがいかに大事かが良く分かります。

No.10 8点 itokin
(2008/04/08 11:17登録)
色あせない名作とはこういうのを言うんだろう。小説しての深みとか感動はないが犯人捜しのミステリーとしてはほぼ完璧に近い。

No.9 10点 マサトメ・J
(2008/04/02 00:47登録)
舞台設定、スリル、謎の構成と意外性・・・どれをとっても最高級品だと思います。

個人的にはアクロイドより感銘を受けたし、これ以上のミステリには今のところ出会えていません。

No.8 7点 深夜
(2008/04/01 17:20登録)
このサイトで好評だったので、初めて海外作品を読みました。名作らしいですが、古い作品だし、面白く無ければ点数をつけないつもりでした。でも読んでみたら、今でも全く色あせない単純に面白い作品だった。真相に関してはうまく行き過ぎな気もするが、意外性十分。一方で、この真相に既視感があるのも否めない。もっと早くに読めばよかった。

No.7 10点 白い風
(2008/03/27 23:48登録)
私も比較的海外作品は苦手なのですが、この作品は別格です。
今でも密室作品を読むときの絶えずこの作品が頭をよぎります。
トリック以前に独特のストーリーに引き込まれました。
映画・舞台などでも充分楽しめるのもいい点かな。
(結末は原作と違うのが多いのも面白い点ですね)

No.6 10点 Akira
(2008/03/24 01:30登録)
海外ミステリはあまり読まないが、この作品は別格だと個人的に思っている。というより、(あくまで私個人の話だが)国内国外問わず、未だにこの作品を超える作品を見たことがない。

登場人物、人間の心理描写、恐怖感、見立て、動機、トリック、簡潔にまとまった文章構成、内容、いずれも文句のつけようがない。

日本が、国をあげて、戦車を輸入したり、他国を侵略したりしている時代に、離れ小島にバカンスしに行く話を作成していることを考えると、脱帽してしまった。

No.5 6点 gink
(2008/03/12 14:23登録)
今となってはトリックにこれといった新鮮さは無いですが、本の薄さには脱帽。必要最小限の文章で舞台設定もキャラ立ても完了してしまっている。展開も一切だれることなくスリリング。さすがです。

No.4 9点 vivi
(2008/03/08 14:32登録)
読めば、綾辻氏の『十角館の殺人』をより楽しめます。
見立て殺人、クローズドサークル(孤島)、ボトルの告白。
ドラマチックな演出が続出で、しかも意外な結末。
読後感が寂しいのが、個人的には気になったくらいです。
そう・・・結局、何だったのか?っていう。

原作の後で映画を見たので、
映画のラストが、さらに衝撃だったです(笑)
え? そんなのあり!?って思いました(^^;

No.3 9点 dei
(2008/01/27 15:47登録)
CCものの傑作。
「十角館の殺人」をはじめとしてこの作品へのオマージュ作品は多い。
それだけ現在の作家に与える影響も大きかったのだろう。

No.2 9点 ぷねうま
(2008/01/27 08:27登録)
これほど美しい構成を持った作品は他に知らない。

No.1 9点 ElderMizuho
(2008/01/27 01:44登録)
今更言うまでもありませんが名作です。
設定を十二分に生かした読み応え充分の展開に驚愕のラスト。
オリエントとの違いはやはり結末の意外性だけに頼らないこと。
一人一人消えていく中でのドラマ、登場人物の心情変化と読者を飽きさせない展開が続く。事件の核心も真ん中辺りにあるわけですからね。アイデア勝ち

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