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ミステリの祭典

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人形はなぜ殺される
神津恭介シリーズ

作家 高木彬光
出版日1955年01月
平均点7.96点
書評数70人

No.10 10点 清涼水
(2008/12/15 02:19登録)
コケオドシっぽいタイトルに全てが集約されているところが凄い。

No.9 10点 dei
(2008/12/13 20:29登録)
ハイクオリティ。
人形が殺されるという怪奇趣味の持つ必然性。
アリバイトリックの意外性と見せ方のうまさ。
巧みなミスリード。

どれをとってもハイクオリティ。
10点以外はありえない。
ただ解決編をもう少し長くしてもよかった。

No.8 10点 白い風
(2008/11/27 23:03登録)
基本このような”読者への挑戦”パターンは大好きですね。
動機、アリバイなど越えて、何故”人形が…”と云う点に推理していくという手法も斬新で面白いと思いました。
私は第二の事件でトリック(犯人)が想像付いたので、逆に第一・第三の事件を見つめることが出来たので比較的早く真相にたどり着きましたけどね。

No.7 9点 ロビン
(2008/10/28 13:06登録)
やっぱり自分は、古き良きド直球な本格ものが大好きなんだなあ、と実感させられた。
冒頭から何度も作者がこちらに語りかけてくる「人形ははなぜ殺される?」この命題の答えが明らかになったときは、久々に体の中を何かが突き抜けていった。すごいトリックだ!
ただ、神津恭介は名探偵のわりに話術がちょっと弱いかなと。解決編もわりとあっさり終わっちゃったし。もっとくどいくらいにロジカルに言葉を駆使して推理を披露すれば、もっと盛り上がったはず。

No.6 9点 rintaro
(2008/08/24 12:04登録)
恐らく日本ミステリーの中でも最高峰の出来です。ロジックもトリックも一級品ですし、冒頭からの読者への挑戦も作者の自信を窺わせます、人形はなぜ殺されるのか?この問いが解かれたときは身震いしました。また私としてはこの程度の怪奇趣味は結構好みでした。ただ途中中だるみしてしまっていた部分があったので1点減点です

No.5 8点 こう
(2008/05/07 00:52登録)
今流行らないアリバイトリック物ですが高木彬光のオーソドックスなミステリの中では最高峰かなと思います。怪奇趣味は個人的にはむしろ嫌いなのですが雰囲気というか効果をあげていると思います。ただあまり読みやすくはなかった印象はあります。(ずいぶん前に読んだので記憶違いかもしれませんが)。10点でもいいくらいですが怪奇趣味などで減点しました。

No.4 9点 mike
(2008/04/15 23:21登録)
ミステリを読み始めたころに読みました。ミステリを今まで読み続けるきっかけになった作品です。

No.3 8点 vivi
(2008/03/05 01:04登録)
このトリックの真実を読んだときは、
その余りにも整然としたロジックに感動したものでした。

おどろおどろしい怪奇趣味や、
陰惨な人間関係などの、通俗趣味は強くないですが、
ロジックの力で言いくるめられた嬉しさがありました(^^)

神津恭介が好きになった作品でもあります♪

No.2 10点 あい
(2008/02/18 15:09登録)
国内最高レベルの傑作だと思う。トリックが解ければ犯人までつながるという面白さもある。

No.1 10点 イッシー
(2008/01/28 23:38登録)
高木彬光の傑作。アリバイトリックが素晴らしい。

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