皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
VOLKSさん |
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平均点: 6.75点 | 書評数: 351件 |
No.14 | 8点 | 使命と魂のリミット- 東野圭吾 | 2008/08/08 22:23 |
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研修医の葛藤をメインに据えながら、実際の事件はその外側にある。ストーリーが平行して進んでいく面白さを十分に味わえた。個人的には、メインの話よりも事件の犯人とその背景・関係者との絡みの方が面白く、またラストの展開もより好みだった。ただ、研修医の亡くなった父親の口癖は、いいですね。
うまいなー、東野。 |
No.13 | 8点 | 仮面山荘殺人事件- 東野圭吾 | 2008/07/30 21:45 |
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ラストのひっくり返し方、さすが作者。
見事だと感じた。 読み終えてそのタイトルの意味に気付かせるあたりも巧い。 |
No.12 | 7点 | 浪花少年探偵団- 東野圭吾 | 2008/07/30 21:41 |
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はじめは気になった関西弁や強烈な登場人物達も、2話・3話と読み進むうちに気にならなくなり、最後にはニヤニヤ笑いながら読んでいる自分に驚いた。
読みやすい連作短編だが読みやすいだけではなく、コメディタッチの中にもきちんとした事件・ミステリィに仕上がっていると感じた。 新藤ガンバレ。 |
No.11 | 7点 | ある閉ざされた雪の山荘で- 東野圭吾 | 2008/07/22 11:19 |
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描写的にちょっとズルイ箇所が気になったが、それにも増して思わぬ展開のラストだったので全て払拭された感有り。
面白かった。 |
No.10 | 8点 | むかし僕が死んだ家- 東野圭吾 | 2008/07/12 16:29 |
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たった2人の登場人物で、2時間弱で読める長さにまとめてあるにも関わらず、非常に面白い1冊。(タイトルに関しては疑問が残ったが)改めて、作者の手腕に驚かされる作品だった。 |
No.9 | 6点 | 放課後- 東野圭吾 | 2008/05/31 11:16 |
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殺人の動機に関しては納得いかないところもあったが、総じて楽しめる作品だった。また、変に恥ずかしくなるようなくすぐったい学園モノではなかった点も良かった。
さすが東野氏、と言わざるを得ない物語の展開、文章、素晴らしいデビュー作品だと思う。 |
No.8 | 8点 | 超・殺人事件―推理作家の苦悩- 東野圭吾 | 2008/05/16 23:06 |
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かなり笑った。
特に気に入った作品は「超長編小説殺人事件」で、これは夜中に声をあげて笑ったほど。 通常のミステリー短編集ではないが、これはこれで評価したい。 |
No.7 | 9点 | ダイイング・アイ- 東野圭吾 | 2008/04/11 23:42 |
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冒頭から引き込まれラストまで一気に読めた。
不思議な話だが、「こんなことあるわけがない」と一蹴は出来ない。 どんなに人は騙せても、自分自身は騙せない。 |
No.6 | 8点 | 赤い指- 東野圭吾 | 2008/03/21 20:33 |
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色々な人の葛藤が見え、いい作品だと感じた。
「松宮刑事、この馬鹿餓鬼を・・・・・・」 加賀刑事のこの一言で、それまでのモヤモヤ感がスッとした。 |
No.5 | 6点 | どちらかが彼女を殺した- 東野圭吾 | 2008/03/21 20:24 |
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ぐわーっと一気に読めた。
ラスト、刑事と兄+彼と彼女の会話で頭がグルグルになってしまい整理するのに少々手間取った(汗)単行本で読んだためかそのヒントにうまく辿り着けず、見事に袋とじを読まされやっと納得したが・・・その謎解きにもう1つはまれなかったのが、残念。 |
No.4 | 7点 | 秘密- 東野圭吾 | 2008/01/05 16:53 |
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それほど引き込まれる内容だと感じなかったのは好みの問題として、登場人物達の心理描写は読むに値すると感じた。 |
No.3 | 7点 | トキオ- 東野圭吾 | 2007/12/22 21:13 |
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いい話だった。
おどろおどろした作品の合間に読むととても気持ちが和む。 |
No.2 | 10点 | 容疑者Xの献身- 東野圭吾 | 2007/12/19 23:52 |
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読み進むうち、気付けば「ダルマの石神」に感情移入している。切なさと緊張が読み手に伝わる文体が見事だと感じた。
ミステリの部分も大満足した作品。 |
No.1 | 8点 | 悪意- 東野圭吾 | 2007/11/08 21:35 |
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「人」の誰しもに存在するココロの暗い部分に着眼するのが得意な作者の見事な作品だと感じた。 |