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由良小三郎さん
平均点: 6.62点 書評数: 199件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.7 6点 ナイフが町に降ってくる- 西澤保彦 2002/10/29 20:15
この設定に対して、普通の結論になっている訳で、西澤さんでも意表をつききれなかった。だから、皆さんの評価低いのはしかたないかと思います。
無理な比較ですが、ひょっとしたら、北村さんの「ターン」みたいな芸当でもしないと名作にならない設定です。時を止める男に哲学を感じさせてほしかったのですが、芸風が違うのだと思います。

No.6 7点 麦酒の家の冒険- 西澤保彦 2002/09/03 19:50
安楽椅子探偵物としての試みらしいですが、謎の解明のつじつまあったのか、今一つ納得できませんでした。謎としては、情景的に魅力的だとは思いました。

No.5 7点 スコッチ・ゲーム- 西澤保彦 2002/08/18 16:26
かなり伏線もいきていますし、意外な犯人という観点では評価高いかとも思います。キャラクタ重視の読み方としては犯人にもっと強烈な個性を期待したかった。タカチの相手役としては、役不足だったような気がしますが、これはミステリに対してかなり無理な注文です。

No.4 7点 謎亭論処- 西澤保彦 2002/08/12 09:51
このシリーズも、キャラクタのファンになってきて、おもしろく読めました。4人が全部出る時と、1人をメインにする時の書き分けに苦労されてるようにも見えます。難しいタカチのキャラがそれなりにいけてますので、僕はこのシリーズも好きです。

No.3 8点 仔羊たちの聖夜- 西澤保彦 2002/07/29 21:50
このシリーズを、「彼女の死んだ夜」「依存」の順に読んで、これを読みました。タカチというのが魅力的です。シリーズ通して、各登場人物の描写が一貫してるかどうかは疑問ですが、いいシリーズで後に読む作品ほど評価が高くなっていくのかもしれませんが、軽さの度合いが僕にちょうどいいぐらいです。

No.2 8点 人格転移の殺人- 西澤保彦 2002/06/29 10:38
前半のルールの説明みたいな部分が長いような気がしました。そのわりに、解くべき問題の部分は一気に進行します。まあ人格転移でゴチャゴチャしてると、推理の話し合いの部分に読者がついてこれないんで、とりあえず探偵役とワトソン役の2人にしたんだろうと思います。そんな感じで、謎解き小説なんですが、やり方が斬新すぎて、僕はついていけない読者になりました。

No.1 5点 殺意の集う夜- 西澤保彦 2002/03/28 20:16
無理無茶も、思いっきり限界こえると、許されるというパターンでしょうか。つじつま合わせの部分はどうでもいいという感じですが、最後のオチは、まあおまけみたいなものですが、あざとさをかんじます。

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由良小三郎さん
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採点傾向
平均点: 6.62点   採点数: 199件
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