皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
なおゆうさん |
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平均点: 6.76点 | 書評数: 25件 |
No.5 | 9点 | 理由- 宮部みゆき | 2004/04/09 22:01 |
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事件そのものより事件を取り巻く人間模様を描きたかったのだろうか。それはそれで成功していると思う。リアリティにあふれ、惹きこまれてしまいました。ミステリとしてではなく、純粋に文学小説として読んだほうがいいかも。 |
No.4 | 4点 | レベル7- 宮部みゆき | 2003/10/23 00:04 |
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出だしの謎めいた舞台設定は良かったんだが。後半になるにつれて、あっと驚く意表を突く展開もなく、スーッっと読んで終わってしまった。ほんと、宮部作品って、個人的好みで評価が分かれると思う。 |
No.3 | 6点 | ステップファザー・ステップ- 宮部みゆき | 2003/03/25 22:54 |
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これはジュニアノベルズかと思ってしまった。全くの個人的な好みの問題だが、双子が交互にしゃべるところのノリや、主要人物達の漫画的な「いい人」オーラに全くなじめなかった。 |
No.2 | 8点 | 蒲生邸事件- 宮部みゆき | 2002/11/25 16:06 |
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面白かった。ミステリの要素がほとんどなかったので、単純にSF小説として割り切って楽しめた。 (鞠恵が最後ああなってしまうのはちょっとかわいそうかな。結局この人も騙されてたといえば騙されてたわけだし) |
No.1 | 4点 | 魔術はささやく- 宮部みゆき | 2002/10/22 21:36 |
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普通の小説としては楽しめたと思うが、ミステリとしてはちょっと・・・。催眠術か・・・全てそれで片付けてしまうのか・・・(汗)と気が抜けた。 催眠術を使った殺人(促進)事件を書きたかったというより、それらの事件は単なる伏線で、それをふまえて作者はラストの守と吉武の絡みを描きたかったんじゃないの?と思ってしまった。そのあたりの描写、気合入ってる感じですね。 物語の展開も、あっと驚くものはなく、これはこうだろうと予想したとおりに進んでいくので、物足りなかった。(プロローグが一番面白かった、と言ったら失礼か) もうひとつ言わせてもらうと、守の周りの脇役達、いい人そろいすぎ。叔母、従姉、同級生の女性徒、バイト先の先輩、上司、警備員。ここまで人数揃うと、いい加減このいい人オーラは食傷気味。 |