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Tetchyさん
平均点: 6.73点 書評数: 1602件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.102 3点 写楽百面相- 泡坂妻夫 2007/11/06 19:33
単純に好みに合わなかっただけかもしれません。
江戸当時の言葉遣いとか古い言葉が出てきて、十分に理解できなかったのも一因です。
でも最後の纏め方は好きですね。

No.101 2点 弓形の月- 泡坂妻夫 2007/11/01 18:05
当時『このミス』で驚愕の結末!と謳われていたが、何が驚愕なのか、わからなかった。
もしかして「あの人」=「この人」ってこと?

No.100 3点 旋風- 泡坂妻夫 2007/11/01 18:00
柔道ミステリ、というより単純に主人公が柔道に心酔していただけでは?
なんか少女マンガみたいな人物相関も気になった。

No.99 9点 生者と死者 酩探偵ヨギ ガンジーの透視術- 泡坂妻夫 2007/11/01 17:58
内容よりも構成がすごい!
まさに人智を超えた本である。
とにかく未見の方は一度見て欲しい。
そして作者が注いだ労力を想像して欲しい。

No.98 8点 亜智一郎の恐慌- 泡坂妻夫 2007/10/30 19:17
亜愛一郎のご先祖様、智一郎の登場です。
亜愛一郎シリーズがロジックの楽しさを特徴としているのに対し、これは時代活劇の楽しさについて存分に筆を振るってます。
必殺仕事人みたいな感じだったなぁ。

No.97 8点 亜愛一郎の逃亡- 泡坂妻夫 2007/10/30 19:15
この巻ではもはや論理の楽しさよりも大人の読み物としての楽しさが目立つ。
これが亜愛一郎との別れを盛り立てている。
ロジックよりもストーリーを愉しむ最終巻。

No.96 9点 亜愛一郎の転倒- 泡坂妻夫 2007/10/30 19:10
1作目よりもかなり好き!
1作目は理路整然としていたが、今回は泡坂氏特有の歪んだ論理が見られ、驚き指数は高い。
最後の「病人に刃物」は絶品だ!

No.95 7点 亜愛一郎の狼狽- 泡坂妻夫 2007/10/30 19:07
世評ほど面白いとは思いませんでした。
理路整然としすぎているというか。
各短編の謎よりも「三角顔の老婦人」の正体が気になる~!

No.94 6点 湖底のまつり- 泡坂妻夫 2007/10/26 13:59
この作品で明かされる真相は、性が多様化した現代ではもはや驚きに値しないのでは。
時代がオープンになればなるほど、我々の常識が崩され、謎という暗闇が小さくなってしまうのだろうな、そんな風に思った。

No.93 4点 斜光- 泡坂妻夫 2007/10/23 19:30
唐突に終った感じ。
いまいち理解できなかったな。

No.92 10点 黒き舞楽- 泡坂妻夫 2007/10/23 19:23
呆然。
真相が語られる最終章20ページは、途轍もない内容。
しかもそれが理解できる、いや共感できるが故に恐ろしい。
論理などという左脳的驚愕ではなく、狂おしいほどの愛情という情念の、右脳的驚愕とでも云おうか。
なぜこれが今絶版!?勿体無い!

No.91 2点 砂のアラベスク- 泡坂妻夫 2007/10/23 19:21
なんか登場人物に血が通っていないような感じがしたなぁ。
残念。

No.90 7点 花火と銃声- 泡坂妻夫 2007/10/23 19:19
奇術を絡めた連作短編集。まさにこの作者の独壇場!
表題作が良かった。G・K・チェスタトンばりの逆説で結末も鮮やかに決まりました。

No.89 7点 乱れからくり- 泡坂妻夫 2007/10/23 19:15
冒頭の隕石の落下によって死ぬという突拍子もない導入部には俄然引き込まれたが、それ以降はあまり食指が動かなかったなぁ。

No.88 7点 毒薬の輪舞- 泡坂妻夫 2007/10/20 08:30
輪舞シリーズ第2作(3作は出るのか?)。
精神病院を舞台にしているのになぜか軽妙。クイクイ読めた。

No.87 10点 蔭桔梗- 泡坂妻夫 2007/10/20 08:27
直木賞受賞作の表題作を含んだ短編集。1篇1篇がいぶし銀の光沢を放つ叙情あふれる短編集です。

No.86 4点 鬼女の鱗- 泡坂妻夫 2007/10/17 17:20
意外に面白くなかった。
時代物に慣れていないこともあったかもしれないが、なんかのめりこめなかった。

No.85 8点 びいどろの筆- 泡坂妻夫 2007/10/17 17:18
いやぁ、やっぱり泡坂妻夫氏はこういった江戸物、とりわけ職人物を書かせると上手いなぁと思いますね。
各エピソードの主役は各々変わっていくのがまた実にいい。

No.84 6点 奇跡の男- 泡坂妻夫 2007/10/17 17:15
文庫の裏表紙の紹介文から多大な期待をしてしまった表題作のオチにがっくり。
しかしその他の短編はなぜか捨てがたい魅力があり、特に「狐の香典」、「密会の岩」は堪らない。

No.83 9点 折鶴- 泡坂妻夫 2007/10/17 17:12
4作品、全てに通底しているのが登場人物達の頑なまでのストイックさ。
行間から市井の温かみが立ち上ってくるようです。
正に“職人”泡坂妻夫が丹念に織り込んだ短編集と云えるでしょう。

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