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ボナンザさん
平均点: 5.25点 書評数: 1592件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.1092 6点 七番目の仮説- ポール・アルテ 2021/02/06 21:54
相変わらずカー張りの不可能感満載の前半と、本を壁に投げつける読者がいてもおかしくないバカミスの後半で、実に楽しめた。

No.1091 7点 体育館の殺人- 青崎有吾 2021/02/01 21:48
ここまで純度の高いフーダニットが現代に読めるとは・・・。
裏染のキャラが無理やりオタクであることをアピールさせている感があるが、そういったキャラクターやストーリー性を置いておいても高評価。

No.1090 3点 人類最強の sweetheart- 西尾維新 2021/01/30 00:21
戯言シリーズの頃からのファンである以上読むが、流石にやっつけ感がある。

No.1089 6点 殺す手紙- ポール・アルテ 2021/01/26 23:23
アルテにこんなサスペンスが・・・と思わせる一気に読ませる快作。

No.1088 6点 巴里マカロンの謎 - 米澤穂信 2021/01/24 23:00
11年ぶりか・・・。どの短編も既刊ほどの毒はないが、日常の謎としてはやはりすごくよくできていると思う。
時系列的には「また」さらわれたわけではないような・・・。

No.1087 5点 九十九本の妖刀- 大河内常平 2021/01/22 23:06
刀に関する作者の執着と当時のエログロ趣味を合わせた作品集。もう少し突き抜けたものが欲しかった。

No.1086 5点 数字を一つ思い浮かべろ- ジョン・ヴァードン 2021/01/19 23:06
主人公の私生活半分、事件半分といった感じで、単にミステリにするだけならもっと短くて良かったかもしれないが、このドラマパートがないとそこまで印象に残らなかっただろうとも思う。

No.1085 4点 御手洗潔のメロディ- 島田荘司 2021/01/17 00:12
トリックというよりは推理と話の持って行き方の奇想天外さに主眼が置かれており、ファンでなければきつい内容だと思う。

No.1084 6点 カーテンの陰の死- ポール・アルテ 2021/01/12 22:40
トリックはバカミスの領域だが、舞台設定や最後のオチなんかは凝っていて楽しめた。

No.1083 5点 魔の淵- 三橋一夫 2021/01/10 18:56
ミステリ珍本集で読了。三作とも中々読み物としては面白いが、ミステリとしてはひねらなすぎだろうか。

No.1082 5点 黒い睡蓮- ミシェル・ビュッシ 2021/01/09 15:59
彼女の件については途中で薄々気づいたが、ラストにあ、そっちもかとなったのが意外といえば意外。

No.1081 5点 覆面作家の愛の歌- 北村薫 2021/01/07 21:01
円紫シリーズもそうだが、日常の謎と見せかけて結構血生臭い方向になったのはネタ切れだろうか。
電話のトリックは乱歩を彷彿とさせるがそれより手が込んでいて良かった。

No.1080 5点 イヴリン嬢は七回殺される- スチュアート・タートン 2021/01/04 21:38
人格転移+タイムリープ+本格ミステリ、ではあるがやはり前二者にリソースが大きく割かれている感は否めない。
タイトルと読了感はちょっと乖離しているかも。

No.1079 6点 御手洗潔のダンス- 島田荘司 2020/12/31 22:02
この辺まではまだバカミスっぽい作風で、アイディアも枯れていないと思う。

No.1078 5点 怪盗ニック全仕事(4)- エドワード・D・ホック 2020/12/30 00:56
サンドラ初登場の回も含めてキャラクターたちの人間関係にも変化が見える第四弾。ながらトリック等の切れ味はややマンネリ気味か。

No.1077 5点 死の快走船- 大阪圭吉 2020/12/27 12:44
現行の三冊で読めない作品をまとめたまさに珍本集の名にふさわしいレア短編集。読んでみると戦中の社会情勢に迎合した人情ものが大半で、なぜ絶版なのかすぐに分かる内容揃いだが、貴重な資料であることに変わりはない。

No.1076 7点 死が招く- ポール・アルテ 2020/12/22 23:14
怪奇趣味と密室、おまけにアレまでと短いわりにサービス満点な一作。

No.1075 7点 水魑の如き沈むもの- 三津田信三 2020/12/20 14:06
長さの割にメインの謎は一つだが、中々その解釈が三津田らしく凝っていて面白い。
ラストのハッピーエンドは珍しいですね。

No.1074 5点 怪盗ニック全仕事(3)- エドワード・D・ホック 2020/12/17 23:06
ニックの活躍ぶりに陰りなし。話の展開のために明らかにしょぼいミスをしたり、依頼人の意図に背いたりしてるのは御愛嬌。

No.1073 6点 殺人交響曲- 蒼社廉三 2020/12/14 22:15
珍本集で読了。舞台設定と内容の凝りようは中々で、近年の本格ものと比べても見劣りしない。紅の殺意は設定は地味だが、同傾向の入り組んだ作品。戦艦金剛もタイトルからは想像のつかないフーダニット。
全体的に凝りすぎて犯人が分かるころには誰が犯人でも驚かなくなる感はあるが、この時代に既にこのレベルを量産していたことを評価。

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ボナンザさん
ひとこと
好きな作家
クイーン、カー、鮎川、高木、土屋
採点傾向
平均点: 5.25点   採点数: 1592件
採点の多い作家(TOP10)
島田荘司(48)
鮎川哲也(42)
アガサ・クリスティー(41)
江戸川乱歩(40)
西尾維新(39)
西澤保彦(35)
エラリイ・クイーン(34)
ジョン・ディクスン・カー(33)
有栖川有栖(33)
栗本薫(30)