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寝呆眼子さん
平均点: 7.07点 書評数: 59件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.6 8点 いつか、ふたりは二匹- 西澤保彦 2004/09/09 19:48
子ども向けとは言いつつも、おとなが読んでも十分に楽しめました。ワクワクできて、でも、ちょっと切ないところもあって...やっぱり子どもの頃に読みたかったな、というのが本音です。

No.5 6点 神のロジック 人間のマジック- 西澤保彦 2003/08/29 20:38
下の方の書評にもありますが、すこし前に出版された別の作家のある作品とよく似た設定が使われており、それで損しているようにも思います。きっと続けざまに読んだ人は多いんでしょうね。
いわゆる「本格ミステリ」という枠で捉えるなら、「ある作品」よりも、こちらの方が面白いようにも思いますが、「ある作品」のインパクトがあまりにも強烈であったので、そのぶん点数が辛いのかもしれません。

No.4 5点 ファンタズム- 西澤保彦 2003/05/31 18:03
真相を許せるのかどうかが、評価の分かれ目ですよね。
私は、いまだにどっちつかずなのでこの点数です。
読み終えたあと、法月さんの「パズル崩壊」に収載されている、密室モノのある作品を、たいして共通点があるわけでもないのに、ふと思い出したのはなぜだろう?

No.3 2点 なつこ、孤島に囚われ。- 西澤保彦 2003/04/04 19:49
何がおもしろいのだろうか?
少なくとも、一般の読者にお金を払ってまで読ませられるようなものなのだろうか?
楽屋オチ的な部分で楽しめる人もいるのでしょうが、この作品以降、西澤さんの本を買うのを、躊躇するようになってしまいました。

No.2 9点 人格転移の殺人- 西澤保彦 2002/09/04 20:57
はじめて読んだ西澤作品だったのですが、いっぺんでファンになってしまいました。SFも守備範囲の私としては、最初に手に取った作品がこれだったことが、ラッキーだったなあ、と思っています。
(ややネタバレ)

西澤作品の中では、環状に連なっていると思っていたもののどこかにボタンの掛け違えがあって、という設定のものが多いですが、これはその中でも秀作だと思います。

No.1 9点 七回死んだ男- 西澤保彦 2002/09/04 20:51
SFとミステリの融合というと、Iアジモフの「鋼鉄都市」などを想像していたのですが、この作者の作品においては、SF的な設定はあくまでも器であって、それ以上でもそれ以下でもない。「吹雪の山荘」パターンなど、ある特定の状況でのミステリのヴァリエーションの一つなのでしょう。こんなゴタクはさておき、とても楽しませていただきました。西澤さんのSF的作品の中では、「人格転移の殺人」と並んで、ベストだと思います。

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寝呆眼子さん
ひとこと
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採点傾向
平均点: 7.07点   採点数: 59件
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