皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
kanamoriさん |
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平均点: 5.89点 | 書評数: 2426件 |
No.6 | 6点 | 死体を買う男- 歌野晶午 | 2010/07/13 22:18 |
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個人的に作者の力量をちょっと見直した作品です。
作中のトリックに関しては絶賛という訳にはいきませんが、リーダビリティのあるプロットの創作という点では、デビュー作などと比べて格段の進歩を感じました。 題材が嗜好に合致していたこともあるかも知れませんが。 |
No.5 | 5点 | 動く家の殺人- 歌野晶午 | 2010/07/13 21:35 |
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シリーズ3部作の中では一番出来が良くて楽しめた。
作中のトリック自体はいまいちですが、設定といいプロットといい、後の作品を彷彿とさせる作者の持ち味が少し出ているように思うのですが、どうでしょう。 |
No.4 | 4点 | 白い家の殺人- 歌野晶午 | 2010/07/13 21:35 |
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デビュー作と同じ探偵役を据えたシリーズ第2作ですが、本書も前作同様の感想で、個性に欠ける本格編でした。
手垢のついた雪の山荘もので、トリックにも独創性が感じられないので、作者がこの世界で生き残るのは難しいだろうなあと思っていました。 |
No.3 | 4点 | 長い家の殺人- 歌野晶午 | 2010/07/13 21:34 |
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いかにも本格ミステリファンが書いたミステリという感じが出ていて、ほほえましい感じを受けました。
トリックが笹沢左保の某作と被っていたり、ネタを隠蔽するテクニックが未熟だったりしますが、当時一番気になったのは他の新本格作家と比べて個性に欠けるという点でした。 |
No.2 | 6点 | 葉桜の季節に君を想うということ- 歌野晶午 | 2010/07/12 21:41 |
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メインの叙述トリックには確かに騙されましたが、それが物語の本筋とあまり関係ない点が不満です。
肝心の物語そのものも、あまり面白くなかったですね。 ただ、タイトルはなかなか秀逸だと思います。 |
No.1 | 6点 | Rommy- 歌野晶午 | 2010/07/12 21:36 |
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メインの叙述トリックが死体切断の動機に密接に結びついているのは評価したいです。ただ、その叙述ネタは現在では陳腐になってしまったので、出来れば初版時に読んでおきたかった。
文庫版のサブタイトル「越境者の夢」にはナルホドー感あり。 |