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文生さん
平均点: 5.86点 書評数: 486件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.6 8点 葬儀を終えて- アガサ・クリスティー 2010/01/19 14:28
派手なトリックや複雑なロジックがなくても優れたプロットがあれは一流の本格ミステリが書けるという好例。
事件の真相を実に巧妙に逸らしていくミスリードの手腕に脱帽。
クリスティー晩年の円熟の味を感じさせる傑作。

No.5 7点 死者はよみがえる- ジョン・ディクスン・カー 2010/01/19 14:20
本格ミステリとしてはアンフェアもいいところなんですけどこの堂々としたアンフェアっぷりが逆に面白かったですね。
まあ、それもカーに愛着があればこそで、もしこれがこの作品ひとつしか書いていない作家のものなら壁に本を投げつけていたかもしれませんけど。

No.4 5点 三つの棺- ジョン・ディクスン・カー 2010/01/19 14:16
中学生の頃に読んだ作品。
事件そのものは謎だらけでワクワクしたのですが、トリックは無理に無理を重ねた感じでかなりがっかり。特に犯行時間錯誤のトリックはそりゃ無茶でしょうと言いたくなる代物だった。なにより問題はリアリティ云々よりもトリックがごたごたしすぎて分かりにくかった点。そのため、真相が明らかになった時に素直に驚くことができなった。唯一感心したのは「2発目はおまえにだ」という台詞によるミスリード。あの真相の反転だけは素直に感心できました。
カーの代表作ということになってますが、『ユダの窓』や『火刑法廷』などに比べるとかなり落ちる出来に感じました。

No.3 10点 聯愁殺- 西澤保彦 2010/01/19 14:07
推理合戦の内容はかなりゆるく、あとから新事実が提示されるなどパズラーとしてはフェアとは言い難いのですが、本書の主眼は実は別の所にあります。
単なる多重解決ものだと思って油断していると最後にとんでもない背負い投げをくらってしまいます。
推理合戦はその1点に収斂させるための手段にすぎません。
正直なところ、そこにいたるまでの展開に中だるみを感じるという看過しがたい欠点があるのですが、その衝撃の大きさに10点進呈です。

No.2 8点 世界の終わり、あるいは始まり- 歌野晶午 2010/01/19 14:01
本格ミステリを期待した人は怒ると思いますが、個人的にはこの特異な設定が面白かった。
問題はなにひとつ解決していないのに妙にさわやかなラストも独自の味わいがってグッドです。

No.1 6点 女王様と私- 歌野晶午 2010/01/19 13:54
キモイおたくと女王様気質の女子小学生がコンビを組む物語はインパクト大でかなり読者を選ぶと思いますが、自分的には大いに楽しめた。
ただオチがひねりがないというか、せっかく奇想天外な設定なのにラストでわざわざ現実に引き戻さなくてもという感じでガッカリ。

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文生さん
ひとこと
本格脳なので本格度が高いほど評価も高くなります。ただし、本格好きと言ってもフェアプレーなどはどうでもよい派なのでロジックだけの作品は評価が低めです。トリックやプロットを重視した採点となっています。
好きな作家
ジョン・ディクスン・カー、土屋隆夫、竹本健治、山田正紀
採点傾向
平均点: 5.86点   採点数: 486件
採点の多い作家(TOP10)
ジョン・ディクスン・カー(18)
アガサ・クリスティー(17)
横溝正史(12)
西尾維新(11)
カーター・ディクスン(11)
エラリイ・クイーン(11)
東野圭吾(10)
米澤穂信(10)
森村誠一(10)
竹本健治(9)