海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
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江守森江さん
平均点: 5.00点 書評数: 1256件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.32 3点 本格ミステリ・ベスト10 2004- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/20 04:09
毎度のごとく、あくまで年刊雑誌なので採点は一律の3点。毎度のごとく海外翻訳ランキングも興味なし。
珍しく図書館で貸出中だったので書評順が年度順からズレた。
表題作以外が脚を引っ張った感はあるが旧来の本格路線な有栖「スイス時計の謎」と新たな本格ミステリ時代の到来を告げる歌野「葉桜の季節〜」のランク順と点差が興味深い。
私的に一番楽しみな映像・ラノベ・コミックに個人的には拾い物がなく寂しい。
この頃から本格ミステリも許容範囲を広げてバラエティーに富んできた事がランキングからも良く解る。

No.31 3点 本格ミステリ・ベスト10 2006- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/12 17:08
毎度のごとく年刊雑誌なので採点は一律の3点。
ここまで一部のマニア向けに徹してきたのだから大衆に媚びる必要はない!(それで採算が合わなくなったなら素直に廃刊すればよいと思う)
裾野拡大やらの目的は「このミス」等に任せればよい!
海外作品の扱い割合も出版事情に適合している。
国内上位2作が「このミス」に同じだが異論はない。
私的には東川篤哉の6位・11位ランクインと倉知淳「ほうかご探偵隊」のネットランク8位は嬉しい。
マニアック故に、映像分野で「相棒」の高評価やミスchで再放送(観れて良かった)したドラマ版「エラリー・クイーン」の紹介は嬉しい。
マニアな本格ミステリ分野でも、YA向け「神様ゲーム」、明らかにラノベな米澤穂信・古典部シリーズ、田代裕彦などが台頭してきたと感じる。
※この年度の私的なベストだが「このサイト」で7点同点で甲乙つけ難い作品が並ぶので迷う。
本格ではないが広範なミステリーなら今野敏「隠蔽捜査」が1位かな?

No.30 3点 本格ミステリ・ベスト10 2005- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/12 16:24
毎度のごとく年刊雑誌なので採点は一律の3点。
この雑誌はミステリの裾野を広げる目的より(狭義な)本格ミステリマニア達が仲間内に向けて一緒に楽しむ(まさに同人)ために出版されている(「このミス」に比べ高価格に維持されているのが方向性と売上を如実に示している)
当時、近場の書店には置かれてすらいなかった。
広義で裾野を広げる「このミス」があるのだから、コンセプトに賛同出来ないならわざわざ「この雑誌」を手にしなければ良いだけの事だろう。
又(海外翻訳ランキングに興味がないから冷静に判断できる)海外翻訳の扱いの小ささも狭義な本格ミステリの翻訳作品数や売上を国内作品と比較すれば妥当な割合になっていると思う。
探偵小説研究会の一員・市川尚吾=乾くるみが作家ランクの1位になるチャンス(2作品ランクイン)を逃した(仲間内に投票して貰えば良かったのに!)
マニアックな映像分野から「TRICK」「相棒」「乱歩R」と観た作品に加え、天藤真原作・幻の連ドラ「手紙〜殺しへの招待〜」のDVD化まで紹介されているし、ラノベでも田代裕彦、コミックでも素晴らしいミステリだと思っている「弁護士のくず」が紹介されていて嬉しくなった。
※お遊びでこの年度の私的ベスト3を発表
1位、乾くるみ「イニシエーション・ラブ」
2位、横山秀夫「臨場」
3位、伯方雪日「誰もわたしを倒せない」

No.29 3点 このミステリーがすごい!2007年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/12 15:48
毎度のごとく年刊雑誌なので採点は一律の3点。
海外翻訳ランキングも相変わらず興味なし。
流行を知る貴重な資料な反面、ランキングをネット発表で済ませても良い時代に突入した。
競馬の正統派馬券戦略から浮かんだ発想だが、各出版社や作家協会が協力した統一評価機関を設立し、しがらみのない評価委員によるオールタイム・レーティングを作成発表し、新作は随時発表すれば読者には大変参考になると思うのだが・・・・・。
この年は1位作品のマニアックさから派閥による組織票が噂された。
作家ランクの1位が道尾で2位が米澤になり作品の1位と合わせて以前とは別時代に突入した感じもする。
ミステリーランド作品や米澤穂信などYA向けやラノベ・ミステリーの台頭も著しくなった。
私的には、前年度あたりから読んでいる作家や作品が多くなり眺める楽しみが増してきてはいる。

No.28 3点 このミステリーがすごい!2006年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/12 15:14
毎度のごとく年刊雑誌なので採点は一律の3点。
そして、海外翻訳ランクも興味なし。
この年度は、どのランクでも東野圭吾「容疑者X〜」の独走で、石持「扉は閉ざされたまま」が離れた二番手な感じで変わりばえしない。
時間を経た評価なら5位「神様ゲーム」・20位「隠蔽捜査」辺りは順位が上がるだろう。
私的に東野圭吾・横山秀夫・米澤穂信3人のインタビューは楽しめた。
常々思うのだが(作品のデキに関係なく)旧作の発掘復刊作品は、相撲番付同様な「張出」扱いにしてほしい!
この年度の「このミス」独自な見所は、自前の新人賞「このミス大賞」の大賞作品(一番の出世作)と特別奨励賞作品(一番のクズミス)の落差だろう。
もう一つは、前年から別雑誌を発行して排除を図ったラノベ・ミステリーだが、皮肉にも米澤・桜庭とラノベに軸足のある作家がランクインしている。

No.27 2点 このミステリーがすごい!2005年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/09 15:14
最初に、海外翻訳ランキングは毎度の事ながら興味がない。
本来なら年刊雑誌なので一律の3点だが、私的にはミステリーの範疇外な純然たるSF&ファンタジーをランク対象にしながら、ミステリと断言出来る作品も存在するラノベを別雑誌まで刊行して一斉排除する姿勢は(SF&ファンタジーも同様にして一斉排除するなら信念を汲んで支持するが)納得できないので1点減点して2点とし、最低な駄作ミステリー(ダメミス・クズミス)と同評価な扱いとする。
この年から「このミス」のみ(「本ミス」は近場の書店に置かれなかった)立ち読みながら出版時期に接し始めたが、逆に(ネットもお手軽になり)ランキングをネット発表するだけで一般読者には充分だと感じ始めた(所詮、一般人にはコラム・インタビューも含めて読み物はマニアックで興味は低いだろう)
それでも儲かるなら発刊し続けるのが商売上手な宝島社だとは思う。
法月の1位は(私的な評価と関係なく世評には納得できた昨年の歌野「葉桜〜」と違い)作者久々の長編に対しての渇望から来た過大評価だと思っている(「このミス」の範疇では未読作品が多数で(私的に)年度によるレベル差を論じられないのが残念)
その辺りは「このサイト」での平均点や書評を比べれば歴然としている。
伊坂の高評価は、流行により多数読まれた事の影響で、作品レベル云々ではないと考えれば納得できる。
読まれ(売れ)なければ、後々傑作だと評される作品でも評価すら出来ないのだから!
単行本ではブレイクしなかった乾くるみ「イニシエーション・ラブ」(該当年度作品)が上記の事を如実に示した。
※年度別ランキングは低レベルな年度ほどネームバリュー(固定人気)や売上(流行)に左右されて信頼度が低下する致命的欠陥を抱えている。

No.26 3点 本格ミステリ・ベスト10 2003- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/05 04:49
毎度のごとく年刊雑誌なので一律3点。
海外ランキングは本格でも興味がないので扱いが少ないのを歓迎している。
更に、古典作品が翻訳されて新刊扱いでランクインするあたりは常々疑問を抱いている。
どの道購入せずに立ち読み→忘れた頃に図書館でおさらい、な雑誌なので再度の値上げ傾向も関係ない。
原書房に移り売れ線な本作りは昨年に同様(綾辻の記念インタビューのみ特別)
個人的には、下位だがカッパ・ワンで実質デビューした3人の名前があるのが嬉しい。
全体的に本格らしい作家が上位なのも「本ミス」らしくなった。
今眺める資料としてもミステリーコミック紹介コーナーに未読だが面白そうな作品が並んでいて参考になった(漫喫に数日通って読み込んでみたい)
※福本伸行・カイジをミステリー扱いしているのが非常に嬉しい。

No.25 3点 このミステリーがすごい!2004年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/05 04:26
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
海外翻訳ランキングには興味なし。
この年は歌野晶午「葉桜の季節〜」に尽きるだろう。
それでも、作家ランキングは伊坂、横山が上位だし、作品ランキングも多方面な作品がランクインして守備範囲の広い「このミス」らしさが出ている。
最近ではミステリーに軸足のない伊坂や石田衣良をインタビューで取り上げているのも「このミス」らしい。
それでも、今となっては当時を懐かしむ一資料でしかない(図書館に揃っているのに誰も貸し出ししない事が如実に物語っている。

No.24 3点 このミステリーがすごい!2003年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/06/05 04:09
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
こちらも毎度のごとく海外ランキングには興味がない(基本的に原書の出版と翻訳時期のギャップは拭い去れない)
元々購入せず、この当時はランキングの立ち読みすらしていないので、私にとっては図書館で当時の流行を眺めるために存在する一資料でしかない。
現実の司法制度に絡む問題で直木賞を逃した横山秀夫「半落ち」が1位なのが「このミス」らしい。
収録の一編程度ならよかったが全編を読むのがキツかった乙一「GOTH」が2位は微妙。
作品自体は嗜好と合わないが作家の上位2人は納得できる。
「本ミス」も同様だが復刊作品のランクインには疑問を呈しておきたい!
この年から自前の新人賞「このミス大賞」が始まり、同様な新人賞であるメフィスト賞とその受賞者・古処誠二インタビューを掲載して対比させ売り込む小賢しさは如何ともし難い。
※この本(’03版)最大の見所(←読み所ではない!)
今では帽子を被った写真しか掲載されない二人の禿(ハゲ)人(2chのスレタイ)こと綾辻行人&二階堂黎人の無防備な写真が隠し玉コーナーに掲載されているので比較するのも楽しい!

No.23 4点 本格ミステリ・ベスト10 2002- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 02:45
本来なら年刊雑誌なので一律3点なのだが、改革の第二弾を評価して4点とした。
ランキングに関しては30位まで発表を始めた。
個人的には大倉崇裕「三人目の幽霊」の6位ランクインが素直に嬉しい。
また、昨年度から始まった映像に加えて、日本人の本格ミステリには欠かせない捕物帳・ミステリーコミック・YA(ヤング・アダルト)作品の紹介コラムまで始まりマニア向けに益々充実してきた。

No.22 5点 本格ミステリ・ベスト10 2001- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 02:35
本来なら年刊雑誌なので一律3点なのだが、東京創元社から原書房に移籍し大幅改革された点を評価し5点とした。
値上がり傾向だったのを800円に値下げしボリュームアップされた。
「このミス」を売るための手本とし、海外ランキング・作家ランキング・作家の近況を始め、1ページづつながら11位〜20位の作品も紹介されだした。
地味なままだが見やすい作りの本になり好感がもてる。
そして、個人的な一番の注目は千街晶之[映像で観る「本格ミステリ」の世界]を含むマニア向けコラムの充実だろう。
ランキングそっちのけで改革を賞賛してしまった。
東京創元社より原書房の方が売るためのセンスは格段に上だろう!

No.21 3点 このミステリーがすごい!2002年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 02:21
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
更に毎度のごとく海外翻訳作品ランキングにも興味なし。
1位の「模倣犯」は肌に合わなかったが、その一方で皮肉系エンターテインメントの最高峰・東野圭吾「超・殺人事件」の5位は嬉しい。
その他は例年通りに眺める本なのだが、巻末近くのコラム「バカミスの世界」で、私と「このミス」ではバカミスの範疇や捉え方すらかなりの違いがある事に気付かされた。

No.20 3点 このミステリーがすごい!2001年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 02:10
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
こちらも毎度のごとく、海外翻訳作品ランキングに興味はない。
ランキングに関しては泡坂妻夫の1位に尽きる。
それ以上に「本ミス」の変革により、私的にはランキングと隠し玉のコーナーを眺めるだけの本になってしまった。
しかし、一般的なミステリー普及への貢献は海外翻訳作品や広範な作品を扱うので「本ミス」を格段の差で上回る。
その点で出版意義は大きい。

No.19 3点 本格ミステリ・ベスト10 2000- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 01:57
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
「このミス」を眺めただけでは不毛な年な印象だったが、自分の評価との違いは別にして既読作品が多数ランクインしていて驚いた。
しかし、本年も私的には本格ではない東野圭吾「白夜行」が7位にランクインしているのは納得出来ない。
「このミス」の軽さと対比させて本格ミステリへの拘りをあぶり出す本の作りは売上やミステリーの普及に貢献しないだろう。
それでもミステリに対する嗜好は「このミス」とは格段の差で個人的には好感を持っている。

No.18 3点 本格ミステリ・ベスト10 ’99- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 01:44
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
当時、パチンコの新装開店に並ぶ暇つぶしでの読書が主体だったのでランキング上位の作品は持ち歩きに厳しい厚さだった(よって読む気が起きなかった)
この年の「本ミス」最大の問題点は、私的にミステリーの範疇になく、絶対に本格ミステリではない東野圭吾「秘密」が16位にある事だろう。
しかも、投票者が「何故本格か」の理由すら記入せず投票していて呆れてしまった。
本としては実に地味だが、それを逆手にとって10年分のケースを作成し、完全保存版として記念発売すれば良さそうだと思えた。

No.17 3点 本格ミステリ・ベスト10 ’98- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/28 01:11
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
本格ミステリ・ベスト100からの継続企画を「このミス」に対抗して出版してみました的な本だが、国内本格マニア向けで褒められる作りではない。
海外翻訳作品については、本格として特筆すべき作品と事情を少し扱っているだけ(この傾向は現在まで継続している)
個人的にランキングについては18位の平石貴樹「スラムダンク〜」に尽きる。
ランキングよりアンケート回答者の名前を眺める方が楽しかった。
この本一番の注目は貫井徳郎のコラム「書評について考える」だろう。
すべて賛同する訳ではないが書評する参考にはなる。

No.16 3点 このミステリーがすごい!2000年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/21 23:49
毎度のごとく年刊雑誌なので一律の3点。
重点を置いて読んでいる国内ミステリーのランキングすら海外同様に眺めるだけの代物になっている(あと数年後には2chでの侃々諤々を眺めるネタ的存在になる)
やっとのこと「このミス」始まって以来初の既読な海外ランクイン作品が登場した。
もっとも、その「ボーン・コレクター」ですら地上波で観た映画に刺激されて数年前に読んだのだから、現代海外ミステリーに興味がないのは折り紙付きと云えるだろう。
国内も東野圭吾はノワールな「白夜行」で好みではないし、相性の悪い殊能「ハサミ男」も思いの外高評価だし、福井「亡国のイージス」も範疇外。
それでも今までは、ランク外に好きな作品があったが、それすら無い私的に不毛な年だったのかもしれない。
近々、本格ミステリ・ベスト10を(利用外図書館所収なので貸出で)おさらいして確認せねばなるまい。
「このミス」は、3月を過ぎれば最新号まで棚に貸出されず並んでいて、ある意味凄い!と思えてきた。

No.15 3点 このミステリーがすごい!’99年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/21 18:55
年刊雑誌なので採点は一律の3点。
とうとう海外だけでなく国内ランキングも図書館の棚の前で眺めれば済む代物に成り果てた。
読みたい所が国内作家・私の隠し玉で、この年から書かれ出した倉知淳のコメントだけであった。
今眺めると隠し玉で出版予定を発表しても大半が予定通りにならない現実を実感する。
※何故一律3点にしているのか。
基本的に(ボヤキや雑談はあるが)評論はされていない。
ガイドとしても一年毎では浅い(月刊誌の作品紹介を毎月読む方が上かも)
ランキング自体はネット発表でも何ら問題ないと考える(わざわざ出版する意義は薄れた)
以上の事柄を踏まえて、まともな作品と同等の評価はすべきではないと考え、最低レベルのミステリーやミステリーの範疇外な作品につける2点より1点高い3点にしている。

No.14 3点 このミステリーがすごい!’98年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/21 18:34
年刊雑誌なので採点は一律の3点。
海外ランキングは興味ないのだが、近々読む予定の「衣装戸棚の女」が14位にあるのが目に留まった。
とりあえず眺める国内ランキンもランクイン作品どころか9点の連城三紀彦「美女」くらいしか興味が向かなかった。
それでも、救いは巻末近くのコラムで大好きな平石貴樹の新刊(当時)と文庫の復刊に触れられていた事だろう。

No.13 4点 このミステリーがすごい!’97年版- 雑誌、年間ベスト、定期刊行物 2010/05/14 01:31
本来なら年刊雑誌なので採点は一律3点だが、この年から当時としては斬新な企画「国内人気作家の隠し玉」が加わり、更に過去8冊(当年含め10年分)のベスト20が掲載され保存意義が出たので+1点。
海外翻訳ミステリーのランキングは相変わらず興味なし。
この年はベスト20に好みの本格ミステリが「星降り山荘殺人事件」「どちらかが彼女を殺した」「時の誘拐」と3作もあるし、3位「名探偵の掟」も嫌いではない。
古い作品の再編集復刊なのでランクインせず逆に良かったと思えるが鮎川哲也「赤い密室」「青い密室」の2冊は刊行意義ならダントツの1位だろう!
結婚・引越などプライベートが忙しく、今以上に限られた嗜好の範囲でしか読書していなかったことが思い出される。

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江守森江さん
ひとこと

※「読書(ミステリ)は趣味で娯楽」「相容れない主張(嗜好)は、どこまでも平行線」を標榜している。
※多くの作品に接する努力として、映像化作品で済ます等々、ファジーな方法を常に模索している(本質的...
好きな作家
高木彬光、天藤真、平石貴樹、古野まほろ (ミステリーに限定しなければ一番は梶山季之...
採点傾向
平均点: 5.00点   採点数: 1256件
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