皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
測量ボ-イさん |
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平均点: 6.25点 | 書評数: 623件 |
No.16 | 4点 | Another エピソードS- 綾辻行人 | 2017/04/16 11:47 |
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氏の作品の中では、○○館の殺人と同類のオチですね。
個人的には、この手をあまり評価しないんで、採点は辛めで。 |
No.15 | 7点 | 奇面館の殺人- 綾辻行人 | 2012/09/21 19:51 |
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「何故首を切ったか」「何故関係者が仮面を被せられたか」
この理由づけが面白く、納得のいくものでした。 ただ犯人を特定する論理はもう一つかな?2つある理由の特に 後者は普通気づきませんよね。 採点は6点レベルかと思いますが、いつもながら雰囲気作りは 秀逸なので、プラス1点。 |
No.14 | 7点 | 黒猫館の殺人- 綾辻行人 | 2011/12/28 20:02 |
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氏の館シリ-ズの未読作品でした。
個人的にはこのシリ-ズで満足度の高い作品。「時計館」「十 角館」の次くらいの評価はできるかな? 露骨なネタばれしない程度に、もう少し詳しく。 ①人物の謎 判りやすいヒントが多く、鈍いこの僕でも気がつきました。 このサイトの方なら、かなり多くの方が看破できるのでは? ②館の謎 巻頭の見取り図を見ながら読み進めると、違和感に気づく筈。 そこから先はイマジネ-ションが必要ですが。 ③密室の謎 完全には解けませんでしたが、この謎がメイントリックでは ないだろうと思い、真剣に考えませんでした(と言い訳)。 ④蛇足 「どじすん」のヒントはこれでは判らないのでは(ピンと 来た人は凄い) 今年はこれで最後の書評です。今年だけで42作ですか。 来年も頑張ります。 |
No.13 | 4点 | 人形館の殺人- 綾辻行人 | 2011/03/31 10:45 |
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世間の評判が芳しくないこともあり、氏の館シリ-ズで
未読だった作品。 感想は、やはりこのオチは微妙・・・謎の殆どを、○○で 片付けられるのも如何なものかと。 ミステリ慣れした人なら、犯人も判りやすいでしょうし。 他の館シリ-ズと同様、話しの雰囲気とスト-リ-展開 は好みの範疇なので、そこが救いです。 |
No.12 | 5点 | びっくり館の殺人- 綾辻行人 | 2010/12/12 17:12 |
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子供でも読める前提で書かれたと思われる作品だけに、
一気に読めました。 メイントリックは、某有名海外古典作品を彷彿とさせ ますね・・・ネタばらしになるので、これ以上は書け ませんが。 ミステリとしての評価はさておき、氏の館シリ-ズを 一通り読んでいる方にとっては、その雰囲気を楽しむ にはいい作品だと思います。でも、やや物足りないか な? |
No.11 | 6点 | 四〇九号室の患者- 綾辻行人 | 2010/07/04 20:16 |
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この作品、まだこのサイトで未収録だったのですね。
僕が読んだのは10年ほど前ですが、著者がデビュ-前まだ アマチュア時代に書かれた作品だそうです。 長編というより中篇に近いボリュ-ムで一気に読めます。 内容はいわゆるひとつの(?)叙述トリックですが、アンフ ェア感はなく、万人に楽しめるのでは思います。 すれっからしの方にはもの足りないかも知れませんが、ミス テリ初心者には特にお薦め。 |
No.10 | 6点 | Another- 綾辻行人 | 2010/05/30 18:05 |
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本格推理+ホラ-趣向の作品。でも僕にとっては後者の印象
が強かったですね。 頁数の割には短期間で読めましたが、怪奇現象に対する解決 (というか説明)がない部分が多いのが不満点でした。 でもホラ-で割り切っている人はそういう不安点を持たない のでしょうね。 (ここからネタばれ) 本格推理として評価すると、この作品はある主要登場人物の 1人2役を看破できるか?という事につきるでしょう(僕は 見抜けませんでしたが)。 その点の伏線の張り方や見せ方はさすがと思わせましたが、 この点だけの謎解きに、いかんせん頁数多すぎは否めません。 |
No.9 | 7点 | 鳴風荘事件- 綾辻行人 | 2009/08/23 13:45 |
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オ-ソドックス、かつロジカルな作品。でも、氏の作風を
考慮すれば、異色作かも。 でも、面白かったですよ。 |
No.8 | 7点 | 殺人方程式- 綾辻行人 | 2009/05/16 10:49 |
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出来栄えは普通ですが、楽しめました。何故死体を切り
刻む必要があるかの過程が良かったです。 |
No.7 | 5点 | どんどん橋、落ちた- 綾辻行人 | 2009/05/15 21:07 |
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まあ、これはこれでアリでしょう。このネタで長編の
メイントリックだったらキツイですけど。 |
No.6 | 7点 | 暗黒館の殺人- 綾辻行人 | 2009/05/13 16:20 |
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世間で言われる「長さ」については、そんなに気になりま
せんでした。雰囲気作りはいつもながら素晴らしいです。 最後のオチは、まあ綾辻氏らしいというのでしょうか・・ それと「中也」の正体に最後まで気付かなかった僕は大変 な馬鹿でした(笑) |
No.5 | 8点 | 霧越邸殺人事件- 綾辻行人 | 2009/05/13 15:35 |
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これといって面白いタネあかしがある訳ではないが、良かった
です。特に舞台設定と雰囲気作りに優れていると思います。 という訳で高得点をつけました。 でもこの作品、あえて館シリ-ズとしなかったのは理由があ るのでしょうか? |
No.4 | 6点 | 迷路館の殺人- 綾辻行人 | 2009/05/05 18:04 |
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作中作のある意欲作ですが、評価は微妙・・・
メイントリックはパクリとは言わずとも前例がありますし、 取りようによってはアンフェアだとも言えますので。 |
No.3 | 7点 | 水車館の殺人- 綾辻行人 | 2009/05/04 11:18 |
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本格ミステリの王道を行く作品で良かったです。
ただ経験を積んだ人なら犯人は判り易いですし、平凡 すぎてつまらないとい声はよく聞きますが・・ |
No.2 | 8点 | 十角館の殺人- 綾辻行人 | 2009/05/04 10:47 |
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初読時は「ああ、成程」くらいにしか思いませんでしたが、
再読して良さが判ってきた作品。 でも後年の氏の作品を見ていると、こういうのが氏の得意 分野なのですね。 |
No.1 | 10点 | 時計館の殺人- 綾辻行人 | 2009/05/04 10:03 |
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(多少ネタバレ有)
次々と人が殺されていき、いくつかの謎が提示されますが、 その全てに合理的解決がなされる秀作です。 謎が解き明かされた後、被害者の一人のセリフ「何、これ?」 の意味が判って驚愕した覚えがあります。 綾辻氏の作品群では文句なしのNo.1です。 |