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nukkamさん
平均点: 5.44点 書評数: 2865件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.1885 6点 死刑台へどうぞ- 飛鳥高 2017/06/07 08:41
(ネタバレなしです) 作者が印象に残る作品の1つと評価していた1963年発表の長編第9作の本書は本格派推理小説、社会派推理小説、サスペンス小説のジャンルミックス型で、謎解きの妙よりも終盤の悲劇から浮かび上がる登場人物の非情さの方が記憶に残ります。純然たる謎解きを追及するならあの悲劇はストーリー上不要だったと思いますが、そうではないところが作品としての個性です。事件解決したのにどこか不満そうな刑事の描写にも共感しました。

No.1884 5点 宿命は待つことができる- 天城一 2017/05/31 15:15
(ネタバレなしです) 作者の自作解説によると第2長編である本書は「エラリー・クイーンのスタイルで」1947年頃に書き上げられ、作家仲間から「小説の下手なのに寒心した」と批判されたそうです。そこから改訂を重ねて1990年に私家版(当時は「Destiny Can Wait」という英字のタイトル)で出版されたのは実に第6稿です。その私家版の解説によれば作者は「悪の社会の階層性」を描こうとしていたようで、悪の存在とその悪を上回る悪の存在、悪事の連鎖による悲劇性と虚無感の描写の前には本格派推理小説としての謎解きは(探偵役の島崎が一部の謎解きしか貢献できず自白頼りなこともあって)印象薄に感じられてしまいます。ただ感情描写にかなり力を入れていることもあって個人的には3作の長編の中では1番読み易かったです(あくまでも天城作品の中ではという意味で、一般的には本書も難解な作品だと思いますが)。

No.1883 6点 殺戮者- 下村明 2017/05/28 20:29
(ネタバレなしです) 下村明(1922年生まれ)は1950年代後半から1960年代前半の短い期間に活動していた作家で著書の多くは柔道小説やアクション小説のようですが、1959年発表の本書を皮切りに3作の本格派推理小説と1作のスリラー小説を書きました。構成が非常に独特で、五瓶高彦を主人公にして彼を取り巻く時代と境遇の変遷を描いた小説に3つの独立した謎解きを絡めています(そのため「長編というより3編の連作中編」と評価する向きもあります)。最初の謎解きは第二次世界大戦が終わり中国で復員を待ち続ける高彦たち兵隊の間で起こった殺人事件、2番目の謎解きは故郷である大分の天堂村へ復員した高彦の周囲で起こった殺人事件、3番目の謎解きは柔道講師(警察の技術職員)として1948年に大分の別府に着任した高彦がまた巻き込まれる殺人事件と続きます。どの謎解きでも高彦が推理していますが全部が彼の手柄で解決しているわけではなく、中には手掛かり不十分のまま場当たり的に解決してしまう事件もあって本格派推理小説としては未熟に感じるところもあります。しかし時代と社会の描写、その中での人間ドラマが謎解きの不満を補う魅力となっています。

No.1882 5点 エレヴェーター殺人事件- ジョン・ロード&カーター・ディクスン 2017/05/27 22:46
(ネタバレなしです) ジョン・ロード(1884-1964)とカーター・ディクスン(1906-1977)、本格派推理小説黄金時代を代表する作家の2人が1度だけ共同で執筆した成果が1939年発表の本書です。6階建ての建物で容疑者たちが各階に散らばる中、エレヴェーターで降下中の被害者が射殺され、犯人も凶器も見つからない不可能犯罪を扱っているのはトリックメーカーとして評価の高い2人の共作なら当然の流れでしょうか。どのような分担で書かれたかはわかりませんが文章表現はディクスンらしさを、機械設備の細かな説明はロードらしさを感じます。トリックはクレイトン・ロースンの某作品を連想させるもので(本書の方が早く書かれてます)図解付きで説明されますが、どうせなら現場図もほしかったです。細かいところまで謎解き複線を張ってあるのは評価できますが、ごちゃごちゃを整理しきれなくて少々読みにくい印象を受けました。

No.1881 4点 一角獣の繭- 篠田真由美 2017/05/24 18:25
(ネタバレなしです) 2007年発表の桜井京介シリーズ第13作です。このシリーズのラスト5作(第3期)については作者から出版順に読むよう示唆されていますが、本書はシリーズ前作の「聖女の塔」(2006年)と密接な関連があり、あちらを読まずに本書を読むと読みづらい部分があります(しかも「聖女の塔」についてのネタバレ満載)。またこのシリーズは蒼の成長物語要素が強いのですが、これまで被保護者的な立場で描かれていた蒼がある人物と出会い、保護者へと変容しているのが印象的です(といっても急に強く頼もしくなったりはしないのですが)。桜井京介はあまり登場せず謎解き説明さえほとんどしないのですが、最後に驚きの行動をとります。しかしその続きは次作を読んで下さいという締めくくりで、何とも商売上手なこと(笑)。「聖女の塔」よりは本格派推理小説らしさがあるものの(一角獣の角で刺されたような死体が登場!カーター・ディクスンの「一角獣の殺人」(1935年)を意識したのでしょうか?)、真相の説得力は弱いです(説明が不十分で無理なトリックにしか感じられない)。

No.1880 6点 斧でもくらえ- A・A・フェア 2017/05/18 11:55
(ネタバレなしです) 1944年発表のバーサ・クール&ドナルド・ラムシリーズ第9作の本格派推理小説です。第二次世界大戦に従軍していたドナルドがマラリアを患って帰国するところから物語が始まります。探偵として復帰して精力的に活動しますが体調がまだ本調子でない描写もあって読者をはらはらさせます。全体的には読みやすいのですがプロットは結構複雑で、交通事故詐欺による結婚疑惑に始まり殺人事件も発生します。この殺人捜査がメインの謎解きになるかと思いきや、バーサが巻き込まれた交通事故の謎解きの方が脚光を浴びてきたりして実に目まぐるしいです。殺人の凶器が手斧というのが珍しいですが残虐な描写はありませんので安心下さい。

No.1879 5点 殺意のわらべ唄- 風見潤 2017/05/14 01:07
(ネタバレなしです) 1987年発表の神堂賢太郎シリーズ第1作の本格派推理小説です。童謡が書かれた手紙が相次いで送られ、その詩に見立てたような事件が起きるという派手なネタがある一方で、製薬会社の複雑な人間関係(そして個人描写は不十分なのでますます誰が誰だかわかりにくい)、薬品の開発から製造に至るまでのプロセス紹介とお堅く地味な企業ミステリー要素が融合します。後半には丹念なアリバイ調査もあって意外と物語のテンポは遅めです。そのアリバイトリックが小粒なのはともかく、かなりご都合主義的な偶然に頼っている真相が(悪い意味で)気になります。

No.1878 4点 毒殺はランチタイムに- ホートン・マーフィー 2017/05/11 10:14
(ネタバレなしです) 30年近く企業の法律顧問としてのキャリアを経たアメリカのホートン・マーフィーが1986年に発表したデビュー作のルービン・フロストシリーズ第1作です。年齢が70歳代のルービンは法律事務所の元エグゼクティブ・パートナーで今は閑職の地位にあるようです。本書はその法律事務所の所員の1人が急死し、毒殺であることがわかります。ルービンは警察への協力はしますが探偵役として積極的に活動しているかというと微妙です。そのためか洗練された都会的な文章で書かれているのはいいのですが、本格派推理小説のプロットとしては淡白過ぎて盛り上がりを欠いています。真相も動機があって犯行機会があって(毒殺の)手段を持ち合わせていたというのだけでは、疑わしいとは言えても犯人はこの人だと断定するのには弱いと思います(刑事のあの説明でよく犯人が自白しましたね)。

No.1877 5点 虹の悲劇- 皆川博子 2017/05/07 01:04
(ネタバレなしです) 1982年発表のサスペンス小説と社会派推理小説のジャンルミックス型です(こういうのを社会派サスペンスと呼ぶのでしょうか?)。祭りに参加した観光客が将棋倒しの群集に押し潰されて死亡します。被害者が事件前から何かに怯えていたことを知ったツアーコンダクターと被害者の息子が調査を始めます。すると場面は大きく変換し、復讐のための殺人を企てる女性(既に1人を殺した模様)が登場してきます。見事に目指す相手を殺害して現場を去りますが後に発見されたのは何と別人の死体です。これは一体どうなっているんだ、殺したはずの相手はどこに行ったのかと(読者と共に)混乱します。もつれにもつれた2つのプロットは絡み合い、戦時中の社会問題を読者に突きつけるという、予想を超越した展開を見せます。複雑な因縁が悲劇の連鎖を生み出すこの物語、一体どこに正義はあったのでしょうか?

No.1876 5点 密室の木霊- 筑波耕一郎 2017/05/07 00:18
(ネタバレなしです) 1986年発表の本格派推理小説です。親子3人の家庭に送られた赤ん坊の写真に夫は動揺し、後に毒死します。過去にこの家庭では前妻の自殺、子供の誘拐(無事に解放されます)と事件が相次いでいたことがわかります。さらに密室殺人事件の発生や複雑な人間関係、アリバイ調査と謎解きネタは充実、警察とアマチュア探偵の競争趣向まであります。トリックが小粒で特に密室トリックが古典的トリックの使い回しなのは残念。タイトルに使うからには少しは創意工夫が欲しかったです。

No.1875 5点 秘密だらけの危険なトリック- ジョン・ガスパード 2017/05/06 23:57
(ネタバレなしです) 2014年発表の奇術師探偵イーライ・マークスシリーズ第2作の本格派推理小説です。英語原題の「Bullet Catch」はクレイトン・ロースンの「帽子から飛び出した死」(1938年)でも紹介されている、失敗が死亡事件につながりかねない危険な奇術で、この奇術に挑戦する映画撮影にイーライが巻き込まれます。それとは別にイーライが出席した同窓会で再会した同窓生の1人が殺されるという事件にも巻き込まれます。イーライの高所恐怖症との闘い、名作映画の登場人物の名を名乗る謎の人物の登場なども描かれ、話があっちに飛んだりこっちに飛んだりとまとまりを欠いたプロットですが、それでもこの作者の語り口の上手さでぐいぐいと読ませるのはさすがです。謎解きはエラリー・クイーンの某作品を連想させる大胆な真相が印象的ですが、読者がこの真相を見抜くには推理のための手掛かりが十分与えられていないように思います。

No.1874 3点 声優密室殺人事件- 幾瀬勝彬 2017/05/06 23:07
(ネタバレなしです) 1971年発表の「北まくら殺人事件」を1977年に改題した本格派推理小説です。推理小説の同人誌発行を目指す「推理実験室」の6人がアマチュア探偵として謎解きに挑戦という設定はアントニイ・バークリーの「毒入りチョコレート事件」(1929年)の二番煎じ感が拭えないもののなかなか面白そうな趣向です。もっともバークリー作品のような多重解決パターンではありません。事故死か自殺か殺人かを見極めるだけでも結構なページを費やしており、時に中途半端な疑惑報告に留まってしまうのもアマチュアの捜査ならではです。死者の性行為分析までも謎解きに絡めているところは読者の好き嫌いが分かれそうで、最後をベッドシーンで締めくくっているのに至っては通俗に過ぎているような気がします。

No.1873 5点 モンキー・パズル- ポーラ・ゴズリング 2017/05/05 00:48
(ネタバレなしです) ポーラ・ゴズリング(1939年生まれ)はイギリスに住んでいるアメリカ人女性作家です。作風は幅広く、サスペンス、ハードボイルド、果ては(別名義で)SF小説まで書いています。1985年発表の長編第6作でストライカー警部補シリーズ第1作である本書(舞台はアメリカです)は作者初の本格派推理小説とハヤカワ文庫版の巻末解説で紹介されています。タイトルに「パズル」が使われ、作中でエラリー・クイーンやアガサ・クリスティーの名前が登場していますが本格派黄金時代の巨匠たちのような論理的な推理を前面に出した謎解きではありません。この作者はパズル性よりはサスペンスの方が持ち味のようで、登場人物同士のやり取りの中に随所で電気が走ります。犯人の正体が明かされる終盤の場面も実にスリリングで劇的です。それでいて猟奇的で残虐な殺人をそれほど生々しく描写していないところは節度を感じさせます(もっともあのような殺害方法をとる必要性がいまひとつ釈然としませんけど)。

No.1872 6点 ディオゲネスは午前三時に笑う- 小峰元 2017/05/04 22:57
(ネタバレなしです) 1976年発表の長編第5作はどこか松本清張の「黒い樹海」(1960年)を連想させる作品です。清張作品では主人公の姉が事故死し、本書では主人公の姉の恋人が事故死します。どちらも事故であることは間違いないこと、姉の行動に謎があり主人公が何があったのかを追求するというプロットが共通しています。清張作品の主人公が大人の女性であるのに対して本書では主人公が男子高校生であるところは大きな違いで、小峰得意の青春本格派推理小説要素が見られます。ユーモラスな場面もありますがかなり悲劇色が濃いのも本書の特徴です。謎解きが終わった後の主人公の(最後の)決断には共感できないという意見も多いかと思いますが人間ドラマとして強い印象を残していることは確かです。

No.1871 6点 灰色の季節 ギョライ先生探偵ノート- 梶龍雄 2017/05/03 12:42
(ネタバレなしです) 「ギョライ先生探偵ノート」という副題を持つ1983年発表の短編集です。作中時代は1940年前後、旧制中学生の正彦が実質的な主人公で登場場面も多く、ギョライ先生(頭が魚雷の弾頭に似ているからつけられた渾名の担当教師)は名探偵役ですが活躍は控え目です。作者が得意とした時代小説要素と青春小説要素を併せ持つ本格派推理小説の短編を6作収めています。謎解きとしては「イソップとドイルと・・・」と「夜から来た女」がまずまず楽しめました。長編作品ほどの奥行きのあるドラマではありませんがそれでも戦争の暗い影が随所でちらつきます。

No.1870 4点 超能力者が多すぎる- パトリック・A・ケリー 2017/05/02 17:58
(ネタバレなしです) 1986年発表のハリー・コルダーウッドシリーズ第3作の本格派推理小説です。かつてハリーと敵対関係だった超能力者のオズボーンが窮地に陥ってハリーに助けを求めるのですが、その前にハリーを困らせる嫌がらせをいくつも仕掛けていて人に物を頼む態度とは到底思えません。ハリー、お人よしにも程がありませんか(笑)?メインの事件は私の苦手の一つである失踪事件で、やはりというかなかなか犯罪性が見えてこない展開なのがちょっと辛かったです。しかも失踪した学生やその家族の描写もほとんどないので事件の与えたインパクトも伝わってきません。ハリーの捜査は行き当たりばったり感が強く、真相は説明しますが推理の過程を十分説明していないので本格派推理小説としての謎解きの面白さはあまり感じられませんでした。このシリーズ、全5作中第3作までが翻訳紹介されて後の2作は未訳のままになりましたが、本格派好きの私から見てもあまり残念に感じませんでした。

No.1869 5点 赤の殺意- 長井彬 2017/04/28 10:48
(ネタバレなしです) 作者の生前に出版された短編集としては最後のものとなった1992年発表の第3短編集で、6作品が収められています。「千利休殺意の器」(1989年)や「白馬岳の失踪」(1990年)と違って寄せ集め感が強く、「赤」のタイトルが2作、トラベルミステリー風タイトルが3作、どちらでもないのが1作、各短編の発表時期も1982年から1991年までとばらばらです。いずれも本格派推理小説ですがこの作者は長編の方が力を発揮できるタイプだと思います。トリッキーな作品が多く、平凡なトリックでもトリックを成立させるために細かくフォローしているのは好感が持てますがトリックの謎解きで精一杯で、犯人当てとしてはかなり粗さが目立ってしまいました。特に8章から構成される「赤いスーツの女」で最終章になって初めて「誰この人?」を登場させてはまずいでしょう。好き嫌いは分かれそうですがスリラー色濃厚な結末の「オホーツク殺人事件」が異彩を放っています。

No.1868 5点 移行死体- 日影丈吉 2017/04/26 11:53
(ネタバレなしです) 第6長編の「女の家」(1961年)は個人的にはミステリーに分類するのがためらわれるような内容でしたが、1963年発表の第7長編である本書は間違いなくミステリーです。ただどうも突っ込みどころが多すぎて困った作品でした(笑)。最初は犯罪小説風に幕開けします。ビルオーナーから立ち退きを迫られている2人の住人がオーナーを殺そうとするのですがオーナーが死んだって問題解決が保証されているわけではなく動機として弱いと思います。第4章で「それくらいのことでオレが殺すとは誰も思わないだろう」とコメントしているのには「それくらいのことで殺そうとしてたじゃないか」と切り返したくなりました。しかし犯行の詰めが甘く、被害者の死亡を確認しなかった上に死体が消失、そして思わぬところでの死体発見となり2人が今度は探偵役となって真相を追究する本格派推理小説のプロットになります。もっとも後ろめたい2人が探偵する目的があやふやな上に捜査と推理が(アマチュア探偵とはいえ)あまりにも行き当たりばったりで、巧妙なミスリーディングがあるとはいえ謎解きプロットとしては読みにくかったです。

No.1867 6点 不死蝶- 横溝正史 2017/04/23 22:40
(ネタバレなしです) 1953年に雑誌連載された中編作品を加筆修正して1958年に長編作品として発表された金田一耕助シリーズ第15作の本格派推理小説です。鍾乳洞での殺人を扱っていることから名作「八つ墓村」(1951年)を連想する人もいるでしょうが雰囲気はかなり異なります。和風「ロメオとジュリエット」的な恋愛悲劇と仇討ちをモチーフにしてロマンチックな人間ドラマを意識しています。ミステリーですから冷酷な殺人事件はありますし、結末がハッピーエンドかというと微妙なところではありますが。金田一耕助が激情に駆られる場面があるのが珍しいですね。

No.1866 5点 空っぽの罐- E・S・ガードナー 2017/04/22 23:10
(ネタバレなしです) 1941年発表のペリー・メイスンシリーズ第19作の本格派推理小説です。もともとスピーディーな展開でサスペンス豊かなのはこのシリーズの特色ですが本書の場合は同じサスペンスといってもかなり異色の部類です。何が待ち構えているかわからない場所へ乗り込むメイスンを描いた第8章や第15章はどちらかといえば冒険スリラー的などきどき感を生み出しています。その15章でのデラの「悪人の陰語」に1番びっくりしました。

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nukkamさん
ひとこと
ミステリーを読むようになったのは1970年代後半から。読むのはほとんど本格派一筋で、アガサ・クリスティーとジョン・ディクスン・カーは今でも別格の存在です。
好きな作家
アガサ・クリスティー、ジョン・ディクスン・カー、E・S・ガードナー、D・M・ディヴ...
採点傾向
平均点: 5.44点   採点数: 2865件
採点の多い作家(TOP10)
E・S・ガードナー(82)
アガサ・クリスティー(57)
ジョン・ディクスン・カー(44)
エラリイ・クイーン(43)
F・W・クロフツ(32)
A・A・フェア(28)
レックス・スタウト(27)
ローラ・チャイルズ(26)
カーター・ディクスン(24)
横溝正史(23)