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白い風さん
平均点: 6.24点 書評数: 432件

プロフィール高評価と近い人書評おすすめ

No.29 7点 三鬼 三島屋変調百物語四之続- 宮部みゆき 2017/02/20 23:02
三島屋シリーズ、題名を含む4編集。
私はラストの”おくらさま”がおちかの周りの人たちも絡む物語だったので一番楽しめました。
メインは怪しげな話だけど、やっぱりおちかの身近な人間模様もこのシリーズの面白さだからね。
宮部さんの歴史物にはハズレ無しだね(笑)

No.28 6点 天狗風- 宮部みゆき 2015/06/10 19:50
『震える岩』の続編です。
前回より怪奇・ファンタジー色が強かったかな。
忠臣蔵を扱った前作に比べると内容は薄かった気がする。
個人的には前作の方が楽しめました。

No.27 7点 震える岩−霊験お初捕物控- 宮部みゆき 2015/05/23 17:12
お得意の江戸怪奇物でしたね(笑)
もう20年以上前の作品だけど大いに楽しめました!
忠臣蔵を扱ったのも面白かったです。
続編もあるみたいなので続けて読むつもりです。

No.26 7点 荒神- 宮部みゆき 2014/10/26 17:59
宮部さんの歴史物に外れ無しですね。
その歴史物も捕り物帳と怪奇物の2種類がありますが、今回は化物系でした。
宮部作品は映像化も多いけど、これは無理かな?
あるとしたら特撮映画だね(笑)

No.25 7点 ペテロの葬列- 宮部みゆき 2014/03/13 23:59
「誰か」「名もなき毒」の続編ですね。
宮部作品には珍しく(?)後味の悪さを残す毒(悪)が作品の隅々に染み渡っていましたね。
その毒が読者に伝わった気がします。
このラストならもう続編は無いのかな?
(続編は読みたいような、読みたくないような・・・(笑))

No.24 8点 泣き童子 三島屋変調百物語参之続- 宮部みゆき 2013/10/04 00:10
待ちに待ったシリーズ第3作目ですね。
やっぱり宮部さんの歴史物は面白い!
例の謎の男の影も出てきて今後も益々面白くなりそう。
今回からまた新しいメンバー(女中の娘)も加わりましたね。
でも、逆に以前の小僧達が出てこないのは寂しいかも。
次回作が待ち遠しいですね。

No.23 5点 名もなき毒- 宮部みゆき 2013/07/28 00:02
「誰か」の続編の杉村三郎シリーズですね。
続編だけに人間関係は把握し易かったけど、原田いずみの存在はどうなのかな。
きっと色んな”毒”を表現したかったと思うけど、メインと思う連続無差別毒殺事件の印象が薄れちゃった気がする。
ちょっと詰め込み過ぎた気がするんだよね。
杉村家族もギクシャクして私には後味が悪かったです。

No.22 6点 誰か Somebody- 宮部みゆき 2013/07/20 23:17
一件の自転車轢き逃げ事件から、様々な人間模様が浮き出てきます。
ラストはミステリーファンなら、大体想像は付くと思うけど、楽しめました。
宮部さんの作品は好人物が多いけど、今回は主人公杉村三郎の家族と依頼者梶田姉妹の対比がいいですね。
家族・幸せの意味も感じさせられました。

No.21 6点 ソロモンの偽証- 宮部みゆき 2013/05/23 00:12
3冊のメッチャ長編だったけど、楽しめました。
でも、正直な感想はこの量の半分でもヨカッタかも?です。
ただ、この量でも全く飽きなかったのも事実です。
学校で起こった投身遺体、事故?自殺?イジメによる殺人?
大きな事件じゃないけど、終始ワクワクしながら読めました。
やっぱり、宮部さんの登場人物のキャラは魅力的なの一番ですね。

No.20 7点 桜ほうさら- 宮部みゆき 2013/05/10 20:45
宮部さんのまた新しい江戸物ですね。
やっぱりキャラが素晴らしいですね。
男はちょっとだらしなく、女性は強いですね(笑)
ラストも心地いいし、続編も出して欲しいね。

No.19 6点 返事はいらない- 宮部みゆき 2012/10/15 17:52
宮部さんの初期の6編の短編集ですね。
比較的どれもライトな内容で癖もなく、楽しめました。
本の題名の「返事はいらない」と「ドルシネアにようこそ」が面白かったかな。

No.18 6点 魔術はささやく- 宮部みゆき 2012/06/26 23:56
宮部さんの初期の作品ですね。
トリックにはちょっと”?”も付いちゃうけど、やっぱり文章は読みやすいです。
主人公の少年など、キャラクターにもイメージしやすく、ドンドン作品に没頭できますね。
ただ、最後にも”鍵開け”を使ったストーリーならもっと最高だったかもね。

No.17 8点 レベル7- 宮部みゆき 2012/05/28 20:01
記憶を無くした二人の男女、手元にあるのは5000万円の現金と1丁の銃。
二人が記憶を取り戻す旅を続けるなかで、徐々に分かってきたのは過去の4名の惨殺事件だった・・・。
サスペンスタッチで面白かったよ!
細かい違和感を残しながらのラスト、上手いなと思いました。
最後のどんでん返しも十二分に楽しめました。

No.16 6点 スナーク狩り- 宮部みゆき 2012/05/28 19:59
家族を殺された男の復讐劇ですね。
そこを柱に他のストーリーを同時進行させ、物語に深みを出させているのは、流石だな、と思わせます。
ただ、読み終わって冷静に考えると、怪我人は出るは、死者は出るは、最悪の結果になっちゃった気がするけどね。
(結局、主人公は追わなかった方が全然よかったんじゃないかな?(笑))

No.15 7点 おまえさん- 宮部みゆき 2012/04/19 00:17
上下あわせて、約1000ページ以上の大作でしたが、最後まで飽きることなく楽しめました。
題名にもなっている「おまえさん」もそうですが、その後の「残り柿」「転び神」「磯の鮑」がスピンオフ的な味わいがあってより楽しめました。
今回も新しいメンバーが増えてきたけど、益々今後の展開が気になりますね。
特に三男の淳三郎に期待したいですね。

No.14 6点 日暮らし- 宮部みゆき 2012/01/12 20:32
前作「ぼんくら」に続いて主だったメンバーが出演だったので、すっーと入っていけましたね。
上巻の「おまんま」「嫌い虫」「子盗り鬼」などの短編が最後の「日暮らし」に上手く利用されていてこの辺は流石だな~って思わせてくれますね。
弓之助くんの活躍は一種の安楽椅子探偵の雰囲気もあって私は好きですね。

No.13 5点 ぼんくら- 宮部みゆき 2011/11/07 13:03
はじめは江戸時代の事件を一つ一つ紐解いていく短編集かと思ったけど、全部が連なる大長編だった…。
主人公は題名の”ぼんくら”同心だけど、周りのキャラが個性的で面白いと思った。
その中でも異才の少年・弓之助・おでこが好きかも(笑)
ただ、事件の中心の長屋の人間が徐々に消えていく・・・その背景と云うか理由がイマイチ納得が出来なかった・・・。
内容は面白いけど、ミステリとして採点すると、ちょっと辛口になっちゃうね。

No.12 7点 おそろし 三島屋変調百物語事始- 宮部みゆき 2011/10/18 18:11
「ばんば憑き」・「あんじゅう」と読む順序が逆になったけど、十分楽しめました。話の原点の良助と松太郎のことも詳しく知ることも出来たしね。 まだまだ続巻が出てきそうだけど、最終話「家鳴り」の屋敷の家守の男の存在が気になりますね。最終的にはおちかが幸せになるまで続けて欲しいですね。

No.11 6点 あんじゅう 三島屋変調百物語事続- 宮部みゆき 2011/09/02 18:42
どの話も怖いようなそれでいてちょっとほっこり出来るような話で、どれも上手く次作につながっていて楽しめました。
それに出てくるキャラも個性的でいてどこか憎めないんだよね。
流石に100話は無理だけど、この後の続編もどんどん出して欲しいね。
ばんば憑きでは1話載っているけどね。

No.10 7点 ばんば憑き- 宮部みゆき 2011/06/14 19:37
「日暮らし」と「あんじゅう」のキャラが登場するらしいですね。
この2作はまだ読んでなかったのが、ちょっと残念だったかな?
でも、全く支障は無かったと思う(多分…)
怪奇物だったけど、大抵の話に子供がからみ、ちょっと涙を誘う話もあって楽しめました。
そう云った意味でも「お文の影」と「野槌の墓」がよかったかな。

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白い風さん
ひとこと
2017年2月でストップしてました。
なので久し振りに評価をまとめて書きますね(笑)
好きな作家
採点傾向
平均点: 6.24点   採点数: 432件
採点の多い作家(TOP10)
東野圭吾(57)
宮部みゆき(29)
有栖川有栖(23)
湊かなえ(16)
森博嗣(16)
西澤保彦(14)
加納朋子(13)
誉田哲也(12)
海堂尊(11)
綾辻行人(11)