皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
していません。ご注意を!
白い風さん |
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平均点: 6.24点 | 書評数: 432件 |
No.9 | 7点 | 小暮写眞館- 宮部みゆき | 2010/12/26 22:46 |
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第一声は700ページで長かった(笑)
前半は”心霊写真”の謎を探るミステリタッチだね。 でも、ラスト4話「鉄路の春」は花菱家族の亡き妹への想いや主人公栄一と事務員柿本の淡い恋愛話に変わっていったね。 トータルで見ると軽い青春小説なのかな?(ページ数は軽くないけど(笑)) |
No.8 | 5点 | 英雄の書- 宮部みゆき | 2009/09/10 22:01 |
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ミステリじゃなく、「ブレイブ・ストーリー」と同じファンタジー系だった…。
正直、初めからファンタジー系と分かっていたら読まなかったかも…。 でも、宮部さんらしく謎もきちんとあってその点は楽しめたかな。 主人公が小学生の女の子って云うのもちょっと苦手だったな。 |
No.7 | 7点 | 楽園- 宮部みゆき | 2008/10/23 12:54 |
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文章自体は相変わらず読み易いね、でも上下770pは長いね。
それにこれ、「模倣犯」のスピンオフ的な作品なんですね…私、「模倣犯」読んでない…。 サイコミステリ的な要素もあり、面白かったけどその点が私には減点要素でした。 まずは「模倣犯」読んでからの方が楽しめると思いますよ。 |
No.6 | 7点 | 我らが隣人の犯罪- 宮部みゆき | 2008/07/20 23:03 |
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”我らが・・・””サボテンの花”の2作はかなり面白かったです。
短編ながら内容も濃かったと思う。 逆に「祝・殺人」「気分は自殺志望」は平凡だった気がしますね。 比較的万人受けする作品だと思います。 同じ短編集「ステップファザー・ステップ」より私はこちらの方がお勧めです。 ”我らが・・・””サボテンの花”の2作には評価8を付けたいですが、全体あわせて7としました。 |
No.5 | 6点 | ステップファザー・ステップ- 宮部みゆき | 2008/07/17 20:48 |
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7編からなる短編集です。
主人公が泥棒と双子の中学生なので文章も内容も軽いタッチでした。 私にはちょっと軽すぎる印象を持ちました。 ミステリ的にもちょっと物足りなさも感じました。 あとはこの”軽さ”をどう捉えるかですね。 |
No.4 | 8点 | 火車- 宮部みゆき | 2008/06/25 22:53 |
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自己破産と云うキーで結ばれた二人の女性を追う刑事とその仲間。
「火車」(生前に悪事をした亡者をのせて地獄に運ぶというひのくるま)と云う題名も気にいりました(うまく借金の火の車とも掛かっているし) テンポもよく物語りに引き込まれました。 私のなかでは宮部さんの作品で上位作ですね。 |
No.3 | 6点 | 長い長い殺人- 宮部みゆき | 2008/03/15 01:17 |
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お財布が主人公(?)のお話、切り口が斬新で面白かったです。
それぞれの章の話も楽しめました。 読み物としてはOK!かな。 でも、推理小説としてはちょっとビミョウだな。 |
No.2 | 6点 | 蒲生邸事件- 宮部みゆき | 2008/02/17 18:00 |
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歴史ミステリと云うよりSFの分野が強そう。
巻末の話の良さをかんがみても、減点してしまいました。 二・二六事件の緊迫感などは読んでいて面白かったです。 |
No.1 | 5点 | 理由- 宮部みゆき | 2008/02/17 17:56 |
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宮部さんの文章力には感心するけど、ミステリとしてはどうかな。
事件の人間関係などの特異性は面白かったけど、ドラマティック性にちょっと乏しい平凡な印象を持ちました。 |