海外/国内ミステリ小説の投稿型書評サイト
皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止 していません。ご注意を!

[ 本格 ]
サンタクロースは雪のなか
フレーヴィア・ド・ルースシリーズ
アラン・ブラッドリー 出版月: 2012年11月 平均: 7.00点 書評数: 1件

書評を見る | 採点するジャンル投票


東京創元社
2012年11月

No.1 7点 nukkam 2014/05/16 13:25
(ネタバレなしです) 2011年発表のフレーヴィア・ド・ルースシリーズ第4作の本格派推理小説です。化学知識が豊富で思考が理詰めなフレーヴィアですが、本書ではサンタクロースを捕まえようとあれこれ画策するところに11歳らしさが感じられ、これまでの作品では1番キャラクターに共感できました。華やかさはあまりありませんがクリスマスの雰囲気はそれなりに演出されており、謎解きの面白さと相乗効果を出すことに成功しています。終章もクリスマスらしい締めくくりが用意されています。作中に「人形遣いと絞首台」(2010年)のネタバレが若干ありますので未読の方はご注意下さい。


キーワードから探す
アラン・ブラッドリー
2015年11月
不思議なキジのサンドウィッチ
平均:5.00 / 書評数:1
2014年04月
春にはすべての謎が解ける
平均:6.00 / 書評数:1
2012年11月
サンタクロースは雪のなか
平均:7.00 / 書評数:1
2011年11月
水晶玉は嘘をつく?
平均:5.00 / 書評数:1
2010年12月
人形遣いと絞首台
平均:7.00 / 書評数:1
2009年11月
パイは小さな秘密を運ぶ
平均:6.00 / 書評数:1