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[ 冒険/スリラー/スパイ小説 ]
針の眼
ケン・フォレット 出版月: 1980年07月 平均: 6.50点 書評数: 2件

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早川書房
1980年07月

早川書房
1983年05月

新潮社
1996年01月

東京創元社
2009年02月

No.2 6点 あびびび 2012/03/05 19:39
ドイツが占領したフランスに援軍がくる。果たして連合軍はどこへ上陸するのか?それで第二次世界大戦の運命が決まる。

コードネーム「針」がその命運を握っている。ドイツのスパイとしてイギリスに潜伏し、貴重な情報を取得したその男が、スコットランド沖で待っているUボートまで辿り着けるかどうか?なにしろ、ヒットラーがその情報を首を長くして待っているのだ。

文章を読みながら、まるで映画を見ているような感覚に陥った。スパイものは幸運に恵まれるかどうか、その緊張感が素晴らしい。

No.1 7点 kanamori 2010/07/22 21:13
第二次大戦終盤を時代背景に、英国潜伏中のドイツ人スパイを主人公にした冒険スパイ小説で、著者のデビュー作。
連合軍のD-デイ情報をヒトラーにいかにして伝えるか、サスペンス溢れる展開が続くが、孤島で出会う女性との交情は、後に、”ハーレクイーン冒険小説”と揶揄される片鱗も覗えて面白い。
本書のD-デイ情報を真珠湾攻撃情報に置き換えれば、佐々木譲「エトロフ発緊急電」になります(笑)。


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ケン・フォレット
2003年04月
鴉よ闇へ翔べ
平均:8.00 / 書評数:1
1994年03月
ペーパー・マネー
平均:2.00 / 書評数:1
1982年01月
レベッカへの鍵
1981年01月
トリプル
1980年07月
針の眼
平均:6.50 / 書評数:2