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CSI:科学捜査班~鮮血の絆 |
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マックス・アラン・コリンズ | 出版月: 2009年06月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009年06月 |
No.1 | 5点 | 江守森江 | 2010/05/13 15:41 |
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海外ドラマ・CSI:科学捜査班シリーズのノベライズ第5弾。
ストーリーはノベライズ・オリジナル。 過去の未解決連続猟奇殺人に、ソックリな現在の連続殺人を絡めて並行捜査の過程を描いている。 作中で(グリッソムの意見として)作者が「あまりにも都合のいい巧妙な“手掛かり”の提示がある」とクイーンやクリスティーに疑問を投げかける場面には呆然とした。 些細な証拠(陰の伏線)や仮説からロジカルに犯人を導き出す巨匠達の作品とは対極にあり、先ずは証拠ありきな捜査小説なので仕方がないのかもしれないが・・・・。 その辺りでCSIはノベライズ向きではないと思える(ドラマの方が格段に面白いと再確認した) それでも、キャラ自体はドラマ同様に描かれ楽しめるし、今回は逮捕後まで描かれ、その部分が読ませるので救いはあった。 |