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[ ホラー ] 呪いの聖域 「エゾ共和国」シリーズ
藤本泉	出版月: 1979年05月	平均: 7.00点	書評数: 1件

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早川書房 1979年05月

旺文社 1987年05月

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No.1	7点	kanamori	2010/03/09 22:18
東北地方の謎の村集団をテーマにした「エゾ共和国」シリーズ第１作。独特の雰囲気のある土俗伝奇ミステリです。 主人公が下北半島近くの雪花里村へ到着したあたりの、なんともいいようのない恐怖感は読後も消えることがない。文章表現は荒削りな感じがするが、初期の坂東真砂子に似た印象を持った。 シリーズ第２作の乱歩賞「時をきざむ潮」は、より本格風味を加味したものになっていると思います。