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本因坊殺人事件
内田康夫	出版月: 1981年10月	平均: 5.00点	書評数: 2件

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栄光出版社 1981年10月

角川書店 1985年04月

新着順 高評価 低評価

No.2	5点	songpu gu	2013/06/06 00:20
意外性はそれ程ありませんでしたけれど、囲碁界を舞台とした背景には独特の雰囲気はありました。まあ読みやすさについても概ね良好です。 本作においては名探偵浅見光彦の登場はありませんが、以後のシリーズ外観についても窺える一作になるかと思います。

No.1	5点	臣	2010/02/02 10:10
内田康夫氏の「死者の木霊」につづくデビュー２作目（だったはずです）。浅見光彦はまだ登場していません。囲碁戦を扱った暗号ミステリ作品で、氏らしからぬ謎解き要素が盛り込まれています。とはいっても本格ミステリ部分は比較的少なく、むしろ、その後の内田氏の片鱗をうかがわせるような、サスペンスフルなストーリー展開と、旅情とを楽しめる作品でした。