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[ 本格/新本格 ] ネメシスの哄笑 |
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小森健太朗 | 出版月: 1996年09月 | 平均: 7.00点 | 書評数: 1件 |
出版芸術社 1996年09月 |
No.1 | 7点 | kanamori | 2010/03/17 20:45 |
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出版業界を舞台背景にした楽屋落ち的メタ・ミステリ。
話し手で主人公の編集者・溝畑康史(実はフリー編集者&アンソロジストの日下三蔵氏の本名)や作家の小森健太朗自身など実在の人物が登場し、主人公が謎の同人誌をめぐる連続殺人事件を解決する、というお話なんですが、幕が下りたと思った瞬間に、とんでもない仕掛けが炸裂します。 作者の初期のミステリは、読み手によっては壁本扱いされますが、これは一般受けする作風だと思いました。(でも、メタ・ミステリではあるんだけどね) |