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[ サスペンス ]
孤独の歌声
天童荒太 出版月: 1994年01月 平均: 6.00点 書評数: 2件

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新潮社
1994年01月

新潮社
1997年02月

No.2 5点 yoneppi 2013/11/23 15:35
猟奇殺人者の好きな音楽って似てくるのかな。

No.1 7点 Tetchy 2008/08/20 00:04
連続するコンビニ強盗、連続する若い女性の死体遺棄事件。
これらの事件を、捜査する朝山風季とシンガーを目指す芳川潤平、そして完璧な家族を目指すサイコキラーの謎の男の3人を軸に話は展開する。

後に『家族狩り』、畢生の傑作『永遠の仔』を物する作者の、天童荒太名義でのデビュー作(文庫解説によればその前に別名義でデビューしているらしい)。
文庫改稿版で読んだので、発表当時とはいささか文体が改めてられているようだが、この作品から既に読者の心まで響く信条描写力が備わっている。

しかし、展開は非常によどみないが、どうも2時間サスペンスドラマ的な感じと、どこかから借りてきたようなチープな感じが拭えない。
コンビニを舞台にした日常性、つまり誰しもが経験する恐怖を扱った手腕は買えるんだけど。


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天童荒太
2024年01月
ジェンダー・クライム
平均:8.00 / 書評数:1
2008年11月
悼む人
平均:6.50 / 書評数:6
2006年02月
包帯クラブ
2000年11月
あふれた愛
平均:5.00 / 書評数:1
1999年02月
永遠の仔
平均:7.71 / 書評数:7
1995年11月
家族狩り
平均:6.00 / 書評数:2
1994年01月
孤独の歌声
平均:6.00 / 書評数:2