皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ その他 ] さよなら、ムッシュ |
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| 片岡翔 | 出版月: 2017年06月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
![]() 小学館 2017年06月 |
![]() 小学館 2021年08月 |
| No.1 | 6点 | メルカトル | 2026/08/18 22:30 |
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| 小さな出版社で校正の仕事をしている森星太朗は、幼いころ他界した作家で母の文子が残してくれたコアラのぬいぐるみを大事にしていた。
ムッシュ、と名付けられたそのぬいぐるみは、母が亡くなったその日、なんと突然しゃべりだし、以来、無二の親友になっていた(もちろん、世間には内緒のままにして)。 そんなある日、しゃっくりがとまらなくなった星太朗は、自分が母と同じ死に至る病に罹っていることを知ってしまう。ムッシュは、星太朗に思いがけないある提案をした。 温かで、名付けようのない思いに満たされる感動作。 Amazon内容紹介より。 面白かったけれど、残念ながら泣けませんでした。感受性の強い読者ならまず泣くでしょう。感動はしましたし勉強にもなりました、こんなんで宜しいでしょうか。それにしてもしゃっくりっていうのは厄介な上に、死に至る病が隠れているサインの場合があったとは、怖いですねえ。 本作は幼くして母を亡くした森星太朗と、喋ったり動いたりするコアラのぬいぐるみの一種の友情を描いています。この二人の掛け合いが楽しくも切ない、心温まるストーリーです。チョイ役として登場する女子達にもそれぞれ味があり、印象に残ります。その中でも夢子と看護師の花本さんが名バイプレイヤーぶりを発揮していたりします。 しかし、もう途中からムッシュの存在がぬいぐるみとは思えなくなってくるのが何とも言えません。完全に人間としての人格を持っているとしか考えられなくなりますね。勿論感情移入するのはやはり星太朗でしょうけど。死の病に冒されながら目標に向かって前に進もうとする姿が、痛々しくなく描かれているので、ある意味安心して読み進められます。 |
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