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[ SF/ファンタジー ]
しあわせの理由
グレッグ・イーガン 出版月: 2003年07月 平均: 7.00点 書評数: 1件

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早川書房
2003年07月

No.1 7点 蟷螂の斧 2026/07/25 15:10
’25オールタイムSFベスト(SFマガジン)海外短篇部門の第三位。
①適切な愛 7点 事故に遭った夫を助けるには、夫のクローンを造り、脳を移植するしかない。だが、脳の保存装置は高額で保険がきかない…安上がりな方法(科学が超進歩しても、人間は悩むんだろうな)
②闇の中へ 8点 地上に現れた半径1kmの漆黒の半球ドーム。その中に囚われた人間には死があるのみ…ランナー(救助人)のタイムリミットは平均18分(未来は見れない。過去は変えられない。生きることは、闇の中に走っていくこと~暗喩だな)
③愛撫 4点 生物学者が殺害され、地下室では、頭は人間の女性、体は豹という生物(キメラ)が発見された…「愛撫」という絵画そっくり(異常者の物語かな)
④道徳的ウィルス学者 7点 同性愛者と浮気者を殺傷するウイルスを開発した生物学者。一つだけ瑕疵が見つかった…一夫一妻制の結果(それは困る)
⑤移相夢 5点 人格をコピーしてコンピュータの中で不老不死になる時代…その人格は夢を見るのか?(胡蝶の夢?曖昧)
⑥チェルノブイリの聖母 6点 行方不明となった聖像画を捜す私立探偵。どうみても価値はなさそうだが…原発事故と信仰(SFというよりハードボイルド)
⑦ボーダー・ガード 7点 量子サッカーで知り合った女性の正体は?…年齢がわかってビックリ(ハードSFと哲学小節の極みか?量子サッカーはチンプンカン。でも最後はホロリw)
⑧血をわけた姉妹 5点 双子の姉妹がウィルス病にかかり、片方は生き、片方は死亡…製薬会社の陰謀(生き方の問題提起かな?)
⑨しあわせの理由 8点 脳腫瘍手術の結果、幸せを感じられなくなる。再手術の結果…僕の望みは、仕事、家庭、平凡な恋(脳をコントロールできる恐ろしさ、儚さ)


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グレッグ・イーガン
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