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[ 本格 ]
幕が上がれば誰かが誰かに殺される
アーネスト・カニンガムシリーズ
ベンジャミン・スティーヴンソン 出版月: 2026年07月 平均: 6.00点 書評数: 1件

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ハーパーコリンズ・ジャパン
2026年07月

No.1 6点 nukkam 2026/08/18 16:34
(ネタバレなしです) 2024年発表のアーネスト・カニンガムシリーズ第3作の本格派推理小説ですがクリスマスシーズン向けとして書かれ、ハーパーBOOKS版で300ページに満たない薄さです。とはいえプロローグで「ルールを遵守したフェアプレーのミステリーであることには変わりない」、「12月1日から24日まで一日ずつカウントダウンして(中略)二十四章のなかに、謎解きの助けとなる手がかりを二十四個ちりばめた」と堂々と宣言して謎解きの手抜きはありません。今回アーネストが巻き込まれたのは元妻のエリンが逮捕された殺人事件です。二階で寝ていた彼女が起きると両手もシーツも血まみれで、階下では恋人のライルが死んでいたという手ごわい事件です。中盤にはマジックショーでクレイトン・ロースンの「帽子から飛び出した死」(1938年)やジョン・ガスパードの「秘密だらけの危険なトリック」(2014年)でも登場した銃弾受け止めマジックをトライしています。23章の終わりには「読者への挑戦状」に相当するコメントが挿入され、解決章では全容疑者をゴンドラに乗せてアーネストが推理を披露し、乗り場に着くたびに無実の容疑者を降ろしていくという、演出に凝りまくった作品です。殺害トリックもさることながらエリンを犯人に仕立てるためのトリックがとても印象的でした。


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ベンジャミン・スティーヴンソン
2026年07月
幕が上がれば誰かが誰かに殺される
平均:6.00 / 書評数:1
2025年09月
真犯人はこの列車のなかにいる
平均:7.00 / 書評数:2
2024年07月
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平均:7.00 / 書評数:3