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[ トラベル・ミステリ ] 西鹿児島発「交換殺人」特急 「ニヒルな私立探偵」鏑木一行
峰隆一郎	出版月: 1993年06月	平均: 5.00点	書評数: 1件

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講談社 1993年06月

廣済堂出版 2004年02月

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No.1	5点	たかだい	2025/08/30 16:19
同じ日に別々の場所で起きた殺人事件、どちらの事件も容疑者には完璧なアリバイがあり…と言うトラベルミステリー物 タイトルにもある『交換殺人』を一つのキーとしつつ、アリバイ工作の妙(いわゆる時刻表トリック)を楽しむ作品でもあります とは言いつつ、個人的にはその時刻表トリックがあまりピンと来ない事が多く、「ふ〜ん…」程度の感想しか持てない私としては、本作もその例に漏れずあまり驚きややられた感はなかったです ストーリー的には男女間のドロドロをテーマにした作品で、カバーに書かれた著者の言葉通りの結末を迎えた犯人(と、被害者)の姿にある種の哀愁を感じなくもない…そんな話です 総評としては、可もなく不可もなくな作品だったかなと思いました