皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 本格/新本格 ] 錬金術師の消失 錬金術師テレサ・パラケルススと青年軍人エミリア |
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紺野天龍 | 出版月: 2020年12月 | 平均: 5.00点 | 書評数: 1件 |
早川書房 2020年12月 |
No.1 | 5点 | 虫暮部 | 2022/06/20 11:51 |
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ファンタジーだと、“何が出来て何が出来ないか” の線引きが曖昧なのである。文中で説明した範囲に収めないとアンフェアだろと思う反面、ファンタジーならではの飛躍したアイデアに期待もしてしまう。私は “水銀を操作して木の壁を自在に動かせる” と推測したが……。
殺人事件の真相より、最終章で明かされる塔の存在意義、更にその後に示唆される設定が驚きでとても良かった。 |