皆さんから寄せられた5万件以上の書評をランキング形式で表示しています。ネタバレは禁止
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[ 社会派 ] 悪の愉しさ |
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石川達三 | 出版月: 1954年01月 | 平均: 6.00点 | 書評数: 1件 |
大日本雄弁会講談社 1954年01月 |
大日本雄弁会講談社 1955年01月 |
講談社 1958年10月 |
KADOKAWA 1961年01月 |
No.1 | 6点 | 蟷螂の斧 | 2020/05/17 22:07 |
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(再読)作品は戦争の爪痕がまだ残る1953年の発表で、翌年映画化されている。当時は倫理観も現在とは相当違っていた。そのような時代に新聞小説として発表されたことに驚きを感じる。内容的には現在ではどうということはないもので、身近な女性を征服し、最後は犯罪を犯すというもの。同僚が語る「結局彼は愛情に飢えていたんじゃないか」が印象的。 |